アメリカで就職するという話になるとまず必ず出てくる、「就労ビザ」の話。
留学生のブログでも業者のサイトでも、教えてGooでも、みんなみんな口をそろえて「ビザがー!」と言っています。


確かに、それはそれで正しいですが、時よりこれまた主観の入った決めつけを目にします。
それが


「ビザサポートをしてくれる企業を見つけるのはほぼ不可能。」


しつこいかもですが、こういうのもやめてほしい。これもウソです。


アメリカにはビザサポートをしてくれる企業はいっぱいあります。


(それをここで「いっぱい」あげてください。とか言わないでください(^_^;) あのおばかさんみたいに)


ビザがビザがと言っている人の多くがこう言います。


「会社にしてみればビザをサポートしてまであなたを採用したいと思わせる何かがないとダメ、実際それがほぼ不可能。」


まぁそれ言いたい気持ちはよく分かりますよ。でもその根本にはまるでアメリカにはビザをサポートせずに雇用できるアメリカ人が溢れている。なんて前提があるようにしか思えません。


アメリカにはそりゃアメリカ人は溢れています。でも優秀なアメリカ人は一握りです。これはどの国でも同じ事。


あなたは自分では気づいていないかも知れないけど、世界標準で考えたら相当優秀な部類。だから、この一握りのアメリカ人と勝負すればよいんですよ。


さらに言うと、多くの人たちが、

「アメリカでビザサポートをするような、外国人の事を考えている企業は限られている。」



と思っています。いや、そりゃ正確に言えば事実ですよ。アメリカのど田舎に行けば、まだ外国人なんてほとんど見たことが無いなんていうアメリカ人がいます。そういうところで働けば、


「は?ビザ?なにそれ?クレジットカード?(ノ゚ο゚)ノ」

ってなるでしょうよ。でもそんなど田舎で勝負したいという人、いませんよね?(普通ね)
僕を含めてほとんどの外国人、そしてアメリカ人だって仕事を求めて都会に来ます。相当な田舎にある会社じゃない限り、外国人の雇用にはビザが必要な事くらい知っています。そしてアメリカはそもそも移民の国であって、今だって外国人が国を支えています。外国人を採用するという選択肢は当たり前のようにあるんです。ここで日本の日本企業を思い浮かべちゃいけません。


日本とは違うんです。







ところで日系企業の募集を見ると


「ビザサポートあり。」


とか書いてあったりします。僕に言わせれば


「そんなの当たり前だバーカ。」


なんです。ビザサポートできない企業というのはつまり


「アメリカには当たり前のようにいる外国人たちを採用するためにビザサポートすら出来ないほどに業績の悪い将来性もないクソな会社。」


そういう意味です。そういうのは大抵ブラック企業


日本の感覚でいえば例えば、「交通費支給なし」くらい当たり前なことが出来ないレベル。(ちょっとちがうか?)



優秀なあなたは、そんなブラック企業を相手にしてはいけないです。もしプラクティカルトレーニングビザで1年だけ採用なんてことになった時、無駄な時間を費やすことになりかねません。



優秀な外国人従業員という貴重な財産を得るためには、ビザをサポートするというのはアメリカにある企業にとっての第一ステップ。


言い換えればこのステップを超えられたいわば優秀な企業だけに、優秀な外国人従業員を獲得するチャンスが与えられているのです。


そういう風に考えましょう。



いや、実際そうですし。( ̄▽+ ̄*)








今日は久々に声をあげて驚いてしまいました。今日のお昼すぎ、ちょっとしたトラブル続きでいろんなチームの人たちとのコミュニケーションをいくつかパラレルで何とかやり続け、ようやく事態も収拾がついてひと段落していたところにチャットが『ぽーわぁん』と入ってきました。



ちなみにチャットとは言っても仕事のチャットです。ひとむかし前はメッセンジャーみたいなアプリはビジネスであんまり使われていなかったけれど、今ではEmail、電話、ミーティングと同じようにビジネスでなくてはならないコミュニケーション手段となっています。


午後の平和なひと時に、話しかけてきたのはアイルランドのSティーブン。とあるソフトウェアの担当者で、開発の責任者Gプタさんと今まさにチャットで話し合っているところに僕が参加となりました。3人でのグループチャットです。Gプタさん(女性)がぶち当たってしまった問題を解決出来なくてあれこれやっていた様子でした。


アメリカの西海岸が2時ころだと、アイルランドはもう夜です。


「相変わらず遅くまで大変だなぁ。」


そう内心思いつつもチャットを続けていたんですが、内容が複雑になってて確認したい事がいくつもあるのでこれじゃ埒があかない。と彼女のデスクトップをシェアしてもらって、音声の会話をしながら僕が彼女のデスクトップを僕がコントロールしていろいろ調べてみたんですが・・・。


「うーーーーーん。分からない。(^_^;)」


久々にこの問題をミステリー認定し、とりあえず会話を一旦停止する事にしました。

僕の性格なんでしょうけど、僕はなにか新しい問題を調査する時には絶対に一人にならないとダメなんです。これは日本語でも同じ。自分の今までの経験から得た知識と感を研ぎ澄ませながら、頭の中で高速に問題を分析して可能性を虱潰しにして解を求める。この作業は僕はどうしても人と話しながらできないんです。


そういう習性なんだと思ってあきらめています。


なので今日も、


「一人で集中してもっと調べ上げたいから、ちょっと時間をください。」


と告げ、きっとGプタさんの現地時間だともう相当遅いだろうから明日には解決策を提示するよ!みたいなことを言おうとしたところです。


切羽詰まった感じの彼女が言いました。


「これ、どうしても今日中にやらないといけないから、待ってる(‐^▽^‐)。」


そう、ソフトウェアの開発者にはこんな感じでどうしても今日中にと、無理しながら仕事する人が多いんです。どの業界もそうかな?

だから慣れてます。でもまぁ、一応気遣いのつもりで聞いてみました。


「働きすぎちゃだめですよ。だいたい今、そっちは何時ですか?遅いでしょう。」


しかし帰ってきた彼女の言葉が


「2時。。。AM」


えぇぇーーー!?

「とぅーーーえぃえむ!?」


久々に、声をあげて驚いてしまいました。なんと、彼女がいるのはインドでした。(この時点まで気付かず)

他人より遅い時間まで働く傾向のある僕ですが、さすがにそこまでは夜更かしして仕事する事は・・・


よく考えたら

・・・結構あるかも。


あでも、僕の場合は自分の勉強のために、


「どうしてもやりたい!」


って感じで深夜まで仕事しちゃってるていう事はあるけれど、


「どうしてもやらないといけないから。」


という感じでプレッシャー感じながらというのはありません。そんなプレッシャー感じながらそんな遅くまで仕事なんて辛すぎる。(ノ_-。)


仰天の事実から約1時間後、約束通り解決策を見つける事が出来たので、なんとかGプタさんの肩の荷を下ろしてあげる事が出来ました。


解決はインド時間で朝の4時。


最後はまたチャットでのコミュニケーションになっていましたが、僕の彼女への今日最後の言葉は


「寝なさい。」


でした。ヽ(`Д´)ノ


ソフトウェアはこうやって世界中で責任感を持って働くエンジニアによって支えられているんですね。



皆さま、いつもお疲れ様です。





昨日の記事の続き的な話になってしまう気がしますが、お許しください。


昨日、ネガティブな事なんて一切書かなくていいなどと僕は書きましたが、よく考えると(いや、よく考えなくても)それはさすがに極端すぎますね。


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留学しても英語が全然喋れない。とか、

アメリカの大学は日本の大学みたいに楽しいキャンパスライフなんてない。とか、

アメリカの生活費が意外と高い。とか、


プラクティカルトレーニングの期間にこき使われるだけだ。とか、


アメリカの労働環境は以外と悪い。とか、


アメリカの医療保険制度はクソだ。とか、


アメリカの会社は給料が上がっていかない。とかとか。

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こういう事を書いているサイトやブログ、よくありますよね。僕はこういうのに出くわすと、まぁ「当たってるところもあるわな。」と思う一方、なにより思うのが


「それ書いてどうすんの?」

ってことです。もちろんどんな記事を書こうと個人の自由ですから僕は決してこういう人に対して

「それ書いてどうすんの?」

と聞いて回るなんてことはしませんよ。
でも中にはどうしても訂正したくなる時もあります。それはその内容が主観的で間違った認識を語ってる時。


例えばさっきあげた例は「医療保険制度がクソだ」という点以外は全部、主観のたっぷり入った思い込みです。

正確に言えばこれも主観が入っていますが、僕も国民皆保険制度の進んだ日本と比べると、アメリカの医療保険制度は正直劣ってると感じます。しかしそれはアメリカ国民が今でも民主主義の結果選んでいるアメリカが選んだやり方であって、人によって意見が違う事は確かです。



今回は一つ、明らかに間違っている
「アメリカの会社は給料が上がっていかない。」という事実誤認を僕はここでたださせてもらいたい。


ハッキリと言っておきますがアメリカの会社では昇給しないなんてのはウソです。僕の目に留まったブログを書いたこの方が従事していた会社では昇給しなかっただけで、アメリカの会社だって昇給するのが普通です。ただ、その昇給の条件が日本のそれより、「より現実的」だとは思います。つまり例えば1年働き続けて、一年前の社員が持つ価値と、一年後の社員が持つ価値とを考慮して、増えた価値におうじて昇給する。そういう事です。「より」現実的だと僕が言うのは、それがほかのいろんな要素によっても影響を受けるという事。会社として業績が悪すぎれば昇給の財源もないし、そもそもすべてが数字で判断されるわけじゃない。(そんな事は不可能だし)という事。


「こんなに仕事できるのに、なんでこんだけしか昇給しないんだ。」だってあるし、
「あんなに仕事出来ない人が、なんでレイオフされないんだ。」だってある。


当たり前のことですが、科学を駆使して得られる数字はただの指標に過ぎず、決定は人が行います。会社はそんな人が集まった組織です。会社だってすべてがサイエンスではありません。


いままで友人やその他のリサーチから得た限りでは、まともな会社であれば、まともな従業員に対して毎年昇給をしています。ただ特筆すべき例外が一つ。


アメリカにある日系企業の多く。

日系企業に数年勤めている知り合いからの話や、その他噂話を含めて、「業績が悪いから」という理由で昇給ゼロというケースを聞いたことが何度もあります。企業側としてもいろいろ昇給させられない事情もあるのでしょうけど、正直「同じ日本人だから」となめている、ただのブラック経営なんじゃなかろうかと疑ってしまいます。


もちろん、日系企業全部がじゃないですが、いい話を聞く日系企業を探すのが難しいくらいです。





話を戻しますが、アメリカの会社だって、給料は上がったり下がったり、なんです。


傾向として日本と大きく違うのは、勤続年数や年齢によって「勝手に」上がったり下がったりはしないという事。上げるのも下げるのも、従業員の努力次第


より努力する者が、より報われる。


そういう精神が根本にある社会の中にあるのがアメリカの会社。と、こういう事です。


「アメリカの会社は給料上がらないよ。」

なんて言っている人がいたら、黙ってうなずきながら心の中でこう訳してやってください。


「おれは努力しない人間なんだよ。」

(* ̄Oノ ̄*)



それはちょっと性格悪すぎかな。(;^_^A




今日もまたここまで読んでいただいて、有難うございました。