先日、NPO法人シーズネットの「高齢者の住まい事情とその選び方」というシンポジウムに行ってきました。
たくさんの高齢者のみなさんはもちろん、事業者の方の姿も見られ「サービス付き高齢者向け住宅」の創設の注目度の高さが伺われます。
いろんな事業者さんが我が会社の素晴らしい設備や手厚いケア、医療機関との密着を掲げ、それは熱気あふれたシンポジウムでした。
しかし、高齢者のための住宅なのに高齢者の声が聞こえてこない感じがしたのです。きっと、そこのいらした高齢者の中にもそのように思っていらした方が多数いらっしゃったのではないでしょうか?
そこに住まうのは高齢者の方です。
設備や手厚いケアは選択肢にはなるでしょうが「どのようにして暮らすか?」の一番肝心なところがないのです。
質疑応答でそこに来ていたお客様(高齢者)が事業者に
「要介護4になったらそこの施設は出ていかないとだめなんですか?」
事業者「入居さんで要介護4の方もいらっしゃいます」
で、質問が終わってしまいました。
きっと、質問者もその先を聞きたかったのだと思います。
さて、本題はこれからです。
また、次回に