来年開幕予定の劇団四季新作ミュージカル「ゴースト&レディ」の
原作本を読んでみました

原作が漫画との事で、ネットでどんなものかと調べてみたら、
イラストはあまり私好みではなかった
ものの、

口コミでストーリーの評判がよかったので、
「原作を読んでみよう
」と本を買おうと思ったら・・・お店に本がないっ


私のように四季の新作発表と共に原作を買おうとした人が殺到したのか
(笑)

普段利用している本屋には下巻しかなく、
ご愛用のネット書店では上下巻どちらも注文受付停止中になっており

そのような状態の中、楽天ブックスにて在庫はないものの
入荷次第の発送との事で予約受付をしていたので予約をし

四季の発表から2週間後にようやく手元に本が届きました

手元に届いたら安心しちゃって

開幕までに読めばいいやと放置しており。
(他に、先に買った本を読みたかったというのも理由にあり
)

っで、やっと本日、読了したのでありました(笑)
劇場に住み着く芝居好き幽霊「灰色の服の男(=グレイ)」が
フローレンス・ナイチンゲール(=フロー)」に‘取り殺してほしい’と懇願され、
‘フローが絶望の底に堕ちたタイミングで’との条件にて
殺しの契約を交わすところから始まり

契約で結ばれた二人の関係(心情)が様々な出来事(体験)により
徐々に変わっていくのがドキドキして心に響き

物語後半でフローがとうとう絶望のどん底に堕ちる時がくるのですが、
そのタイミングが・・・心にきました

ラストは、久しぶりに漫画を読んで涙流しちゃいましたよ

劇団四季公式では「ファンタジックなラブストーリー」と紹介されているこの作品

ミュージカル用に多少ストーリー展開を変えてくるだろうし、
個人的にはラストシーンを漫画のように切なさを残してではなく、
2人でごにょごにょ(←私の想像なので曖昧に&ネタバレ防止に)と
なってくれると嬉しいなぁ

開幕はまだまだ先ですが、原作を読んで気に入った事で、
待ち遠しくとても楽しみな作品になりました

因みに。
この「ゴースト&レディ」は、原作本‘黒博物館シリーズ’2作目という事で、
どうせ読むならちゃんと最初から読んだ方がいいのではと思い、
1作目の「スプリンガルド」も購入して読んでみました

イギリスで「バネ足ジャック」と呼ばれ恐れられた殺人鬼をモデルにしたお話。
コチラは執着(狂気的
)だったり、切なかったりの

色々な形の‘愛情’が描かれた作品でありました

どちらも実在の人物、実際に起きた事件をモデルにして
フィクションとして描かれているから、惹きこまれやすさはありました。
現在は3作目の「三日月よ、怪物と踊れ」が連載中で、
3巻まで発売中(4巻も6月発売予定)となっているようなので、
コチラも近々購入して読んでみようかと思っています

因みに私が買うのに苦労した「ゴースト&レディ」ですが、
今現在は、ふつーに本買えます(笑)