吉田悠軌の、君達にもチャンスを分けてあげたいんだよプロジェクトその2 | 怪談サークル とうもろこしの会

吉田悠軌の、君達にもチャンスを分けてあげたいんだよプロジェクトその2

これは
スーパートレンド仕掛人である秋元康と同じ高校出身である吉田が最近欲しい物をあげていくことで
皆さんが現在のトレンドの流れを知る助けとなり
またその商品を皆さんが買うことで成功を掴むチャンスを手に取ることに繋がり
ついでに吉田の財布に数十円ずつのお金が入っていくようになればという
アメリカと中国では主流になっちゃったけど日本ではまだ知られていないから今が乗る絶好のタイミングだよ!
なプロジェクトです。


僕、吉田が最近注目しているもの。
それはステッキ。
たとえ健脚の若者でも、紳士のみだしなみとして一本は持っておきたいもの。
また、ちょっとした山登り、温泉街巡りにシンプルな一振りがあれば
実用的にも叙情的にもぐっと浸れること間違いなし。
しかしそうは言っても、足に不自由がないのにステッキを使うことで周囲に不要な心配をかけてもいけないので
ここは「あ、オシャレでやってるのね」とすぐ分かるように
グリップは大黒(丸い持ち手)のものにしておくのが、より良き紳士淑女への第一歩だね。
※ただし大黒グリップの杖を持ってるからといって「=足に支障の無い人」と早急な判断が出来ないことは、賢明な君達なら言わずもがなだよね!

一見スタンダードに見えるが、実は螺旋の削りの入っている
アメリカ・ハービー社ならではの斬新なデザイン。
ウロのように頼りがいのある大黒グリップを基点にしてグルグル回転させてみれば
「わ、ねじりが動いてる!」と見る人を錯覚させることも出来そうだ。



ドイツの老舗ブランド、ガストロック社。
動物の頭部を模したグリップのアニマルシリーズも有名だが
これはまさに大黒とアニマルの融合。
夜の森の賢者さながら「他のバカどもとは一線を画してるオレ」を演出していきたい。



優雅な装飾性あふれるデザインの、イタリアはフィーナ社製において全くの異色作。
「あれ、こういうのよく山小屋の前のカゴに“ご自由にお使いください”ってたくさん入れてあるよね?」
といった言葉がこぼれ落ちそうなほど、虚飾を拝したいさぎよいデザイン。
自分で枝削れば作れそうなんて思う素人どもには手が出ない逸品。
イタリア フィーナ社製ステッキ IT-23
ケイ・ホスピア株式会社
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そして
会話に詰まった時、座が白けた時。
あなたに一編の怪談があれば、その場が救われる。
転ばぬ先の杖として、どうぞ。

放課後怪談部
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