3/10
僕が個人的に積年の研究を重ねてきたタイ料理
カオマンガイに、こりずに挑戦する。
カオマンガイとは……
茹で鶏と、そのスープで炊いた米を、店独自のソースをかけて食べる
タイ随一のB級料理であり
日本のラーメンと比較すれば分かりやすいように
学生街などの激戦区では数々の屋台や路面店が、独自の味を競い合っているような
老若男女を問わない。まさにシャム・ソウルフードである。
そして個人的には
昔、タイにて食べ歩いた時から
なんとか自分で再現したい!と思い
数々のチャレンジを重ねつつ(鶏を炊飯器の保温機能だけで茹でるとか)
その全てにおいて僕が失敗してきた料理
それがカオマンガイ。
ただ、失敗してきた理由はけっこうハッキリとは分かっていた。
これまで僕は、すべて日本の米をもって作ろうとしていたのだ。
ジャポニカ米でなんとかカオマンガイを作りたい!
そんな無謀な思いを叶えようと
水加減や様々な品種を試してみた全てが
「うん、マズい!」という炊き上がりにしかならなかった。
ジャポニカ米でカオマンガイを、という一大プロジェクトを夢見ていた自分
そんな自分にとっては、逃げになるのかもしれないけど
そろそろ一度、タイ米で作ってみるか……
さすがに数々の食材を無駄遣いするのに懲りてきたこともあり
またちょうど鶏がらスープが余っていたこともあったので
近所のタイ食材店に行き、タイ米を購入。
カオマンガイもどきを炊いてみることにした。
「もどき」といった理由は
カオマンガイとは本来、ももなどの脂分の多い鶏肉を茹でて
その茹で汁にて米を炊く料理だからなのである。
鶏がらスープをもって炊飯に使うのは、ちょっと邪道かもしれないが
まあすぐに腐るものだし、余ってるんだから使うより仕方ない
そう思って、今回のカオマンガイ調理となったのである。
スープの方は
まずスーパーで半額になってた鳥がらを買ってきて
適当に熱湯をかけて臭みをとり
圧力鍋に、ネギの青い部分・にんにく・生姜・りんご丸ごと・玉ねぎ丸ごとを適当に入れて
適当に圧力をかけて適当な時間、煮る。
適当にアクをとって冷まして、出来上がり。
次に、スープと同じ量のタイ米を
スーパーで半額だったトリ肩肉と一緒に適当に炊く。
日本米と違って、とぐのも、水につけるのもしなくていいので簡単。
肩肉を入れたのは、安かったのと、脂の量と出るダシがちょうど良さそうだったからで、深い意味はない。
本来のカオマンガイでは鶏は事前に茹でておくので、米と一緒に入れることはないですよ。
(茹でた後に時間を置いて、冷めた鶏の脂のプルプルゼラチン質を楽しむのも特徴らしい)
付け合せは
万能ネギを適当に長めに切ったのと、サラダ菜と目玉焼きに
適当にスイートチリソースとナンプラーなどを混ぜて。
適当に食べる。
あれ?
美味い!
これでいいじゃん!
ジャポニカ米であんだけ苦労しても出来なかったのに!
今回、超適当にやった、ただのモドキなのに!
普通に出来てる!カオマンガイってる!
やっぱタイ米すげえな。
ちなみに、色々と食材を使ってるっぽいが
一食分200円もかかってないはずだ。
そこは貧乏の枠を外していないから安心して欲しい。
タイB級料理は節約にぴったりだ!
さらにちなみに、今回、タイ米を買ったアジアスーパーストアという店は
日本でも屈指のタイ食材店ということで
赤蟻の卵、大ナマズなど、けっこうギョっとする食材も揃っている。
タイ貧乏料理で糊口をしのぐためにも
それらの食材を使った料理も極めなければならないかもしれない。
はあ~あ、無職は損だねえ……
※クッキングパパか鉄鍋のジャンのタイ料理版みたいなマンガがあったら、知ってる人教えてください。
カオマンガイに、こりずに挑戦する。
カオマンガイとは……
茹で鶏と、そのスープで炊いた米を、店独自のソースをかけて食べる
タイ随一のB級料理であり
日本のラーメンと比較すれば分かりやすいように
学生街などの激戦区では数々の屋台や路面店が、独自の味を競い合っているような
老若男女を問わない。まさにシャム・ソウルフードである。
そして個人的には
昔、タイにて食べ歩いた時から
なんとか自分で再現したい!と思い
数々のチャレンジを重ねつつ(鶏を炊飯器の保温機能だけで茹でるとか)
その全てにおいて僕が失敗してきた料理
それがカオマンガイ。
ただ、失敗してきた理由はけっこうハッキリとは分かっていた。
これまで僕は、すべて日本の米をもって作ろうとしていたのだ。
ジャポニカ米でなんとかカオマンガイを作りたい!
そんな無謀な思いを叶えようと
水加減や様々な品種を試してみた全てが
「うん、マズい!」という炊き上がりにしかならなかった。
ジャポニカ米でカオマンガイを、という一大プロジェクトを夢見ていた自分
そんな自分にとっては、逃げになるのかもしれないけど
そろそろ一度、タイ米で作ってみるか……
さすがに数々の食材を無駄遣いするのに懲りてきたこともあり
またちょうど鶏がらスープが余っていたこともあったので
近所のタイ食材店に行き、タイ米を購入。
カオマンガイもどきを炊いてみることにした。
「もどき」といった理由は
カオマンガイとは本来、ももなどの脂分の多い鶏肉を茹でて
その茹で汁にて米を炊く料理だからなのである。
鶏がらスープをもって炊飯に使うのは、ちょっと邪道かもしれないが
まあすぐに腐るものだし、余ってるんだから使うより仕方ない
そう思って、今回のカオマンガイ調理となったのである。
スープの方は
まずスーパーで半額になってた鳥がらを買ってきて
適当に熱湯をかけて臭みをとり
圧力鍋に、ネギの青い部分・にんにく・生姜・りんご丸ごと・玉ねぎ丸ごとを適当に入れて
適当に圧力をかけて適当な時間、煮る。
適当にアクをとって冷まして、出来上がり。
次に、スープと同じ量のタイ米を
スーパーで半額だったトリ肩肉と一緒に適当に炊く。
日本米と違って、とぐのも、水につけるのもしなくていいので簡単。
肩肉を入れたのは、安かったのと、脂の量と出るダシがちょうど良さそうだったからで、深い意味はない。
本来のカオマンガイでは鶏は事前に茹でておくので、米と一緒に入れることはないですよ。
(茹でた後に時間を置いて、冷めた鶏の脂のプルプルゼラチン質を楽しむのも特徴らしい)
付け合せは
万能ネギを適当に長めに切ったのと、サラダ菜と目玉焼きに
適当にスイートチリソースとナンプラーなどを混ぜて。
適当に食べる。
あれ?
美味い!
これでいいじゃん!
ジャポニカ米であんだけ苦労しても出来なかったのに!
今回、超適当にやった、ただのモドキなのに!
普通に出来てる!カオマンガイってる!
やっぱタイ米すげえな。
ちなみに、色々と食材を使ってるっぽいが
一食分200円もかかってないはずだ。
そこは貧乏の枠を外していないから安心して欲しい。
タイB級料理は節約にぴったりだ!
さらにちなみに、今回、タイ米を買ったアジアスーパーストアという店は
日本でも屈指のタイ食材店ということで
赤蟻の卵、大ナマズなど、けっこうギョっとする食材も揃っている。
タイ貧乏料理で糊口をしのぐためにも
それらの食材を使った料理も極めなければならないかもしれない。
はあ~あ、無職は損だねえ……
※クッキングパパか鉄鍋のジャンのタイ料理版みたいなマンガがあったら、知ってる人教えてください。