12/24 | 怪談サークル とうもろこしの会

12/24

相当な時間を寝てしまう。9時間近く?
やることも一応あるにも関わらず、完全なる時間の無駄だ。

これがまた「疲れ過ぎていたので寝だめした」というなら仕方ないが
そういう訳でもないのが罪悪なことである。

電気を点けっぱなしにして、電源をいれたコタツに足をつっこんで
座イスに尻、丸めた布団に頭、という変則的な形で寝転び
自分からあえて浅い眠りを演出してやったのだ。

理由は、こうすると延々と夢を見続けられるから。
寝ては覚め、寝ては覚めを繰り返して、多ければ10個近くの夢を見ることが出来る。
そのほとんどは翌日忘れてしまうので、本当に全く無為な作業なのだが。
きちんと暗くして寝れば、5時間睡眠でも確実にスッキリできるのは分かっているのに
そうすると眠りも深くなって(普通ならいいこと)、夢が見れなくなるのが嫌なのだ。

ちなみに今回こそしなかったが
「寝る前に米をそこそこ食っておく」
のコンボを入れておくと、眠りの浅さも最強になる。
腹もちのするものを胃に入れておくことで
体にずっと消化作業をさせ、深い眠りを阻害するのである。
ただ、悪夢を見る確率も高くなるもろ刃のテクニックなので、あまりオススメしない。
あと普通に健康を考えたら止めた方がいいに決まってる。

しかし夢というやつは
どんなにストーリーなどがつまらなくても、本人としては超楽しく体験できるし
まどろんでムニャムニャしている間の気持ちよさも捨てがたい。
そんな理由から、定期的に、あえて浅い睡眠をすることを止められなくなってしまっている。
ちょっと心の病気にも近いんじゃないかと自分でも思うので
これに僕は
「まどろみドリーミング・シンドローム」
という病名をつけている。
そして、30にもなって仕事もせずに食っちゃ寝食っちゃ寝ですか、と言われたら、一切反論しない。