10/20 | 怪談サークル とうもろこしの会

10/20

盛岡駅にて夜行バスを降りる。
かなりの首と肩の強張り。これからレンタカーでさんざん運転しなくてはならないのに。
もう少なくとも行きだけは、絶対に夜行バスは辞めた方がいい。
三十路手前を実感ですよ。

とりあえず遠野が近そうだったので車を飛ばしてみる。
なるほどこんな感じだったのか。

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遠野から花巻まで戻る途中で
「ミステリー坂」なるものを発見。
たとえ時間が押していたとしても、こういう場所を見つけたら絶対に行かなくてはいけないから、怪談サークルは辛い。

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確かにミステリーだった。
百聞は一見にしかずなので、近々ここのミステリーっぷりをユーチューブにあげておこう。


そして盛岡まで戻り、秋田海道を西進。
最初の温泉
国見温泉「石塚旅館」へ

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例によって僕は、安い自炊宿に泊まる。

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全国でも珍しいバスクリン色のお湯。
コンクリートで四角く区切られたこれ以上ないくらい簡素な露天風呂が、色合いとマッチしてなかなかのもの。

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宿の周囲の排水路は中国の毒川のよう。

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レイリー効果だかなんだかで、このような色に見えるらしい。

しかしミネラル分は異様に多いようだ。
入ってみると、湯の花が底に貯まってぬるぬるとしている。
湯の花というより、これはもう湯の泥。
手にすくえたり、もっさり盛ったりできるほどだが、肌理は細かくさらさらと水に溶ける。

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確かに効能は高そう。
というか実際、バスの肩こりは一回入っただけで治った。
しかしここは「飲むと異常にマズい」ことでも有名なお湯でもある。
試しに飲んでみたら、確かにすごい。
シュールストレミングの味にも似ており、あの液を100倍に薄めた感じ。
薄めたと言っても、あの液をなので全くフォローでもなんでもない。
それほどに臭く、苦いお湯。

温泉を出て、しばらくしてから湯の花が付着していることに気付く。

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これだけ成分が濃ければ、マズくて当たり前である。


そして自炊。
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生まれて初めて、マッチでつけるタイプのガスコンロを使う。
ガス栓を開く→上に鍋を載せる→マッチの火を近づける
の順序で点火しようとしたら、鍋下にガスが充満したらしく、手元が小爆発した。

料理はいつもの通り、道の駅で買った野菜・キノコ
スーパーで買った肉類を混ぜた鍋
そして刺身やつまみなど。
部屋に続々と繰り出されるカメムシ軍と戦い(紙ですくって外に出す)ながらの食事。