延々とすみません~あせる


月組で私の一押しスタードキドキ明日海りおさん。
前例のない立場は気苦労も多いと思いますが、暗中模索するみりおの光明となるのはトップ龍真咲への敬意と組の団結に寄与することじゃないかなぁ。
やはり肝はトップを芯に組を統率することだと思います。
トップと二番手は一番近くて遠い存在と言います。
男役1&2の関係性が光る時、例えば、コンビ萌にはいくつかの必須要素があると思いますが、その中に「二番手のトップへの敬慕」があると思います。
ヤンチャで鳴らしたオサアサでしたが、春野さん退団の対談で瀬奈さんは「トップの春野さんと二番手の私は全然違うのにコンビとして見られて、光栄だけど申し訳なかった」と語りました(うろ覚え)。
「ライバル」も「仲良し」も、根っこにこの礼節があるから、彼女達の関係性がより魅力的に映るのです。
準トップは更にトップに近い微妙な場所ゆえに、みりおの分別は大事。
しかし控え目だけでは×。
新公主演者の談に、公演の芯に立つことによって視野が広がった、とよく聞きます。
トップの気持ちを察することが出来るようになり、中央へパワーを送るためには自分が成長し魅力的になることが一番大事なのだと悟った、と。
みりおの立場はこれを超グレードUPしたものとも言えるでしょう。
孤独なトップにとって一番頼りになる存在になれる。
彼女は月組の後輪。トップ=前輪によく従い誰より馬力を上げることで組をまとめ上げ組全体のボルテージを上げることが出来ると思います。
しようと思えば良いとこ取り出来るし組を真っ二つに割ることも出来るでしょう、しかし重責を背負おうと思えば未だかつて無い強力なトップの右腕になれる位置だと思います。
そしてみりおは、そうなる覚悟を決めているんじゃないかな。
初めての大劇場主演…しかも複雑な形で。
プレッシャーは超大きいですが、より骨太で頼もしい男役になってほしいと思います。
みりおって、フェアリー系っぽく言われるけど、正統派だよね。
で、きっと熟したら中年男役に味が出そう…ドキドキ←それは私の趣味


龍真咲と明日海りおの慈愛と敬慕に溢れたビジネスライクな関係を、ただ一心に舞台を高める競演を楽しみにしています。


(ま、まだ続く…汗)