7月は、12日~16日の日程でスクーリングがあった。
正直あまり気が進まなかったのだけど(こう書くと怒られそう・・・)
今回も綾乃さんの家にお邪魔することになり、
土日祝日も併せて10日~19日までの10日間も滞在することになった。
前回の出来事は結局、こういうブログに書けるような内容じゃないので
そのまま放っておいたのだけど、「どうして書かないのよっ!」と綾乃さんから指摘が入った。
二度目となる今回もあまり書きたくはないのだけど、綾乃さん自身がこのブログをチェックしてるため
支障のない程度で公開しようと思ってます。
まず、スクーリングですが・・・
5月のときから女子として通ってます。
但し言い訳させてもらうと、これは僕の意思ではなく、綾乃さんによって強制させられた結果です。
最初の高校生活がイジメや嫌がらせを受けて辞めてしまったことから、
外見通りの女子で通した方がごく自然だと。
スクーリングそのものは実質5日間程度だし、またイジメに遭うのも怖かったし、
学校で僕の容姿について説明するのも面倒だったので、
とりあえず女子で通すことには仕方なく承知をした。
綾乃さん曰く、「見た目は問題ないし、声だって女の子。何より名前も琴美ちゃんだもんねぇ~」って。
スカートをはいて学校に行く訳じゃないから、服装は今まで通り。
学校内でトイレに関しては女子用を使う必要があるけど、
これまでも、お店とかで他人の目があるときは女子トイレに入ったこともある。
この問題は、とりあえず大丈夫・・・なはず。
綾乃さんからの指摘は、とりあえず2点。
まず、「僕」じゃなくて「私」と言うこと。
座るときは、足を閉じること。
ちゃんと女子として通すのは、けっこう面倒です。
こんな訳で、5月と今回の7月は違和感なく女子で通ってました。
結果だけ言うと、最初から女子として通ったのは、ある意味正解でした。
変な誤解やイジメもないし、男子からの性的嫌がらせもありません。
ただ、僕自身は男なのに、この先も女子として行動しなくちゃいけないことに
少なからず葛藤もあります・・・
学校関係は、こんな感じで無難に過ごしてます。
ちゃんと説明しましたよ~、綾乃さん。
「綾乃さん」って名前が何度も出てくるので、綾乃さんの説明もしちゃいます。
(本人からのクレームは不可ですっ!)
名前・・・綾乃さん
年齢・・・24歳
職業・・・意外にも、ちゃんとした仕事に就いてる(笑)
性格・・・ちょっとキツイ
容姿・・・美人です
東京で一人暮らし。
昔のブログ時代から、よくコメントをくれて知ってました。
たまにメールもしてたけど。
今年2月の入院でお見舞いに来てくれて、そこで初めて会った。
「若い男の子が好き。でも、琴美を見てビアンもいいかも」と、最初に言われました。
大学生の頃、SMクラブで女王様のアルバイトをしていたと言います。
これは嘘じゃなく本当のようで(そのときの写真も見せてくれた)、思い当たる行動・発言が多数あります。
そして、信じられないくらいエッチです。
ごく自然に服を脱がされて、裸にされたし。デジカメで写真まで撮られた・・・
ちなみに、僕まだ未成年ですからね。
「将来的には、ちゃんと調教して、あたしの奴隷にしてあげるね♪」と笑顔で言われてしまった。
どこまで本気なんだろう・・・? この人
滞在中は、昨年11月以来の散髪にも行った。
ちなみに床屋ではなく、綾乃さんが良く行くという美容室。
8ヶ月も散髪していなかったのと、女子の格好をさせたがるので
このままストレートで伸ばさせるのかと思ったら、意外にも短く揃えてくれた。
そうそう、ひとつ知ったことがある。
美容室では洗髪のとき、仰向けで洗ってくれる。
ちょっと意外でした。
「琴美は、ショートでボーイッシュな感じが似合ってるよ」と綾乃さん。
本音を言えば、17歳にもなるのに、かなり幼くみえるからだそうな(泣)
はいはい、どーせ未だに中学生に間違えられますよっ!
家に帰ってからは、
「ちょっと、それはダメだって!」と抵抗も虚しく、眉を細く整えられた。
「もうちょっと大人っぽくなったら、メイクもするのになぁ~」と言いつつ、
「今だけ、ちょっとお試し」と薄く口紅を付けられた。
鏡を見せられると、髪型が変わったせいもあって、どう見ても今までの自分ではない。
綾乃さんは写真が好きなようで、これもデジカメで撮られた。
お風呂から上がれば持参のパンツは隠され、代わりに女性用のパンティーが置いてある。
「こんなの絶対に穿けませんっ!」と逆らったところで、無駄な抵抗のようだ。
胸に関しては、普通の女子並に膨らみがあるため、ブラトップ等のカップ付きがどうしても必要だった。
なのでブラに関しては「必要なもの」として思っていたので、まだ言い訳もできるし、諦めもつく。
でも、パンティーは、どう考えてもはく必要がない。
こんな女子のような体になっても、「男子」として、どうしても嫌なものだった。
それを・・・穿かなきゃならない。
「早く穿きなさい」と言われるが、心が拒否してるのが分かる。
どんなに抵抗しても、最後には穿くしかない。
「あら~、可愛いよ」と言われるのが、とても悔しい。
こういう出来事を経過し、7月12日からスクーリングに通ったのでした。
23日は、毎年行ってる大学病院の定期健診があります。
去年は女性化を示すデータが大幅に増えて先生に驚かれたけれど(外見的にも驚かれた)、
結局根本的な治療法はなく、経過観察だけだから、あまり意味はないと思うのだけど。
行っても、診察料がかかるだけだし。
これで最後にしてもいいのでは?