えっと・・・ 18禁ですので、年齢確認をお願いします。

って、どうやるのか、やり方知らないし・・・



タイトルは3日目だけど、2日目の夜からです。


この場所には居たくないけど、他に行くトコもないので黙って座ってるしかない。

だけど、他の男性から会話も振られる。


「琴美(「呼び捨てにされる)は、綾乃さんの奴隷なんだって? レズなのか?」

一応、そういうコトにしておくのが無難だ。


「すごい若く見えるけど、ホントに女子大生か?」

未成年はマズイってコトで20歳の女子大生と偽ってるんだけど、

下手したら中学生に間違われるコトだってあるんだ。女子大生は無理がある。


「今回は見学だけか? 俺に調教されてみるか?」

たとえ殺されても、あんたにそんなコトされたくねーよっ!


奴隷さん達は見てるだけで、すっごく可哀想だし、辛そうだ。

僕なら、こんな目には死んでも遭いたくない。

だけど、奴隷さんは、どういう理由で、こういう立場になったんだろう?

S男性に弱みでも握られているんだろうか?

それとも・・・ やっぱり、自らの意思で奴隷という身分になったのかも・・・


「本当は奴隷は地下牢に入れておくんだが、今回は特別に上の部屋で寝ていいぞ」

と言われ、ちょっとムッときたけど、

僕と綾乃さんは、2階の部屋を使って良いコトになり、そこで寝ることになった。

でも、奴隷さん達は、あの地下牢で寝なきゃならないなんて・・・

あまりにも酷い扱いだ。


綾乃さんは、連れて来たM男性をまだ調教するらしい。

離れたくはなかったけど、この場所にも居たくないので、

先に上の部屋で休ませてもらうことにした。

泊まるコトになるとは思ってなかったから、着替えとか何も持ってきてない。

さすがに、この格好のまま寝るのは無理だ。スカートとか、服は脱ごう。

不本意だけど、ブラも付けたまま下着だけで寝る。



どのくらい寝たのか分からないけど、突然、綾乃さんに起こされた。

しかも、ちゃっかりパジャマを着てる。

自分だけ、着替え持ってきてるのかよぉ~(怒)


「琴美、おはよー」 って、まだ朝の6時だし。

綾乃さんは4時間くらい寝たらしい。

どう考えても睡眠不足のはずなのに、朝から、めちゃめちゃ元気だ(笑)

「あんた、メイクも落とさないで寝たの? 

他の皆はまだ寝てるからシャワーでも浴びておいで」と、言われるがまま浴室へ。

う~ん、本当は寝る前に浴びたかった。


「簡単でいいから、自分でメイクしてみなさい」と綾乃さん。

そんなぁ~、それならシャワー浴びてメイク落とすんじゃなかった。

無駄な行動してる自分・・・

しかも、当たり前だけどメイクは苦手。普通の男子はしない行動だよ。


「こっちにおいで^^」と呼ばれるので、行くと

ベッドの上には、下の調教部屋から持ってみたSM拘束具の数々が・・・

「何・・・するの?」

「いいから、大人しくしなさいっ!」

抵抗しても無駄だけど、やっぱり抵抗してしまう。

だけど綾乃さんを本気で怒らせると、更に酷い目に遭うのは間違いないので

仕方なく、されるがままになる。

裸のまま、動けないように、黒い皮製の拘束具で両手・両足を固定される。

声を出せないように、口には穴の開いたピンポン玉みたいなのを咥えさせられた。

座り込めないように、首輪のフックを壁に固定される。

「本当は、こういうの調教室でやりたいんだけど、さすがに可哀想だからね」

「そのまま、待ってなさい」と、言って寝室を出て行く。


そんなに待つこともなく綾乃さんは戻ってきたが、何故か男性が一緒だ。

裸で縛られた自分を見られたくなく、身をよじるけど意味はない。

「琴美、ごめんね。この人、あんたの体に興味あるんだって」

黒川さんという、このS男性は医者とのこと。

綾乃さんが僕を連れてきたものの、見学だけで何もさせないのを疑問に思っていたらしい。そこで、僕の病気について、黒川さんについ話してしまった、と。

僕の病気は割合的には、そう少なくはないものだけど、

完全に女性体型を形成してるのは極めて珍しいので、見たくなったそうだ。

「綾乃さんには許可をもらったから」と言うが、僕自身は許可なんて出してない!

それに、そういう発言そのものが、僕の人格を無視してる。


両胸を揉まれ、乳首を摘まれる。

口にはピンポン玉を咥えさせられてるので、声にならない声が出る。

しかもこれ、涎がどんどん垂れてくる。すごく恥ずかしい。

体中を、いやらしい手付きで撫でまわされる。

僕の体のチェックをしてるのか、何か調べてるのか知らないけど、

単に撫でて触ってるだけだ。

「いやぁ、いいなぁ~」と言われるが、何が良いのか分からない。

男性器も触られ、チェックされる。

とにかく、泣きじゃくった。

だけど、どれだけ泣いても一向に声にならないからか、

どんなに涙を流しても全く関係ない素振り。

あまりにもヒドイ。


一通り撫でまわされたあと、「写真撮らせてもらっていいか?」と言い出す。

しかも何故か、綾乃さんに聞くのだ。

僕は首を横に振ってるのに、無視だ。

これまた綾乃さんは「顔を映さないんなら、いいよ」と。

僕のコトなのに、この2人は僕の意見を全く聞こうとしない。

綾乃さんにとって、僕は本当に奴隷なんだろう。


30分くらい、そういうコトをされて、やっと解放された。

口にピンポン玉を入れられてたので、顎が痛い。

涙でぐちゃぐちゃになって、周囲も良く見えない。

知らない男の人に裸をみ見られ、触られ、写真まで撮られたのがすごいショックだ。

朝食も摂らず、ずっと寝室にこもっていた。


午前11時頃、来た時と同じ3人でタクシーに乗って帰る。




スクーリングが始まる前の3日間の出来事が、これだった。

実際に目の前で起きたSMの世界は、今でも現実のものとは思えない。

見ず知らずの男の人に、裸を見られて、触られたこともショックだった。

自分の中で、あまりにも異世界の出来事すぎて、正直勉強には集中できていない。


東京から帰ってきても、このことは松本さんに話してない。

って、普通は言えない。