さて。

 

私が学び始めた【BPM】という学問なのですが、

 

これはある一人の「資産家」の女性が、多額の資産と長年の歳月をかけて生み出したものです。



「松田サリー先生」。

その半生だけでも、数冊の本になってしまうであろうほどに、語るところが多い人物です。

 

 

スリランカで280年続く宝石商の家系の8代目。

 

イギリス王室に宝石を納める5社のうちの一社、

 

世界トップ1%に入る資産をもつ家で生まれ育った、というこの女性は、

 

本来、わたしたちが一生お目にかかることなどない、

 

「雲の上の存在」です。



そのサリー先生が、今このBPMを伝える講座に自ら登壇され、

 

わたしたちに直接、たくさんの富と幸せの秘密を教えてくださっているのには、理由があります。

 

 

何不自由なく幼少期を過ごしたサリー先生は、学校に通う年齢になると、

 

「王家に生まれた仏陀がはじめて城の外の世界へ出たとき」

 

と、同じ驚きを経験されました。

 

 

「家の中と、外の世界はまるで違う。なぜこんなに人々は貧しいの?」


幼いサリー先生は、お母さんに提案します。

 

 

「うちのお金をみんなに分けてあげればいいじゃない?」

 

 

その純粋な思いつきは、受け入れられることはありませんでした。


「そんなことをしたら、あなたの乗る車の運転は誰がするの?」

 

 

そんなことを言うお母さんに失望し、サリー先生はその後ずっと、反発を続けます。



理解者だったのは、

 

「バナナの皮で葺いたような家」で生まれ育ったという、先生のお父さん。



宝石商の家で運転手として働いていた青年が、当主にその能力を認められ、

 

その家のお嬢様と、おそらく「この世でトップレベルの格差婚」に至ったという、

 

これも映画になってしまうようなお話です。

 

 

その二人の間に長女として生まれたのが、サリー先生でした。


この、からだに半分流れる血液が、

 

普通の資産家として生きることを良しとしなかったのかもしれません。


サリー先生は、いつしかお釈迦さまのような人生に、憧れるようになります。


「自分に出会う人の誰もが、その人生を変えるような、そんな人物になりたい」。


それがサリー先生の夢となったのだそうです。

 

 

 

 

続く