咳が苦しくて眠れない息子。火やってって頼まれた。火っていうのはイヤーコーニングのこと。痒いときはクレイ、苦しいときはイヤーコーニングを求める息子は本当に良くわかってるなぁって思う。
身体に手を当てて必要そうな場所に火を灯していく。
……あー、確かに苦しいね。
その感覚は手に取るように分かる。
何の感情が溜まってるのかなぁって意識を向けたら凄く“悔しい”っていう気持ちだった。
悔しいが溜まってるねっていったらうんって何度も頷いた。
パパのせいで咳がまた出ちゃったって夕方息子は言ってたけど自分の身体の事を良く分かってるなぁって思う。昼間なんかぶつかってたもんね。
悔しさが溜まってて凄く苦しかったけど、段々と抜けていって身体がほぐれて楽になったのを感じた。内臓もぐるぐる音がして、解れていく。すごい。息子も楽になったって安心顔。
ママありがとうって、
その後は咳をしないで眠ることが出来た。
本当にイヤーコーニングって独学なんだけど、自分でもびっくりする程、昔やってたのかなっていうくらいに感覚で手に取るように分かっちゃう、使えちゃってる感じ。
エジプトの王族やネイティブアメリカンが使ってたらしいからそりゃそうだ。絶対やってたよ。
苦しい感情が抜けていってくれて身体が楽になって本当に良かった。
イヤーコーニングは凄い。炎はやっぱり浄化だと思うし、あたしの感覚的にはその押し当てている場所に溜まってる感情を出してあげるような感じがする。
おやすみなさい。