2月28日(日)17:00~ 名古屋市北区(平安通駅)の『一里 なごみ家 』 で、
『第1回きき酒会』 を開催し、無事終了いたしました。
当日は、日本酒の知識として、『日本酒の表示方法について』
日本酒のラベルにどんな内容が書かれているのか?
特定名称の区分についてなどを20分ほどお伝えしました。
その後は、きき酒。
『勲碧酒造』さんのお酒を5種類、用意いたしました。
左から①、②、③、④、⑤です。
①勲碧 純米吟醸 活性にごり酒 しゅわ3
使用米:山田錦
精米歩合:55%
ALC:18度
使用酵母:10号
特徴:活性ハードタイプのお酒なので、噴出しやすい。取扱要注意です。
②『ははそはの』~幻の米 亀乃尾~
使用米:江南市産 亀の尾
精米歩合:50%
ALC:16度以上17度未満
日本酒度:+2
酸度:1.3
アミノ酸度:1.6
使用酵母:10号
特徴:母の優しさ、ぬくもり・・・気丈で繊細な『日本の母』をイメージして醸したお酒です。
※「ははそはの」は、「母」にかかる枕詞です。
③『ははそはの』 特別純米酒 あいちのかおり
使用米:あいちのかおり
精米歩合:60%
ALC:17度以上18度未満
日本酒度:+4
酸度:1.5
アミノ酸度:1.5
使用酵母:10号
特徴:江南市在住の稲山久男氏が丹精込めて生産された「あいちのかおり」を用い、
蔵自慢の地下百米から汲み上げた清冽な地下水と、10号酵母で醸した、
真の意味での地酒です。
また、搾ってから一切手を加えていない無濾過の原酒になります。
④勲碧 純米大吟醸 無濾過原酒
使用米:山田錦
精米歩合:50%
ALC:15度
日本酒度:±0
酸度:1.7
アミノ酸度:2.0
特徴:杜氏の目指すお酒の形が、非常によく出たお酒です。
10号酵母らしい味と香りが特長です。
(H20BY 仕込8号)
⑤『杜氏渾身ノ酒』 純米大吟醸
使用米:山田錦
精米歩合:40%
ALC:16度以上17度未満
日本酒度:±0
酸度:1.3
アミノ酸度:1.3
特徴:品評会で金賞受賞した、限定発売のお酒。10号酵母の奥行きある
芳香な香りと品の良いお米の旨味が絶妙な調和を見せています。
参加者のみなさんには、最後にアンケートにご協力いただき、
今日のNo.1を決めていただきました。
No.1に輝いたお酒は、全員一致で、⑤『杜氏渾身ノ酒』 でした。
お料理はこんな感じ。
※写真を撮り忘れてしまいましたが、人気No.1の『えびまよ』 もありました。
どれも、日本酒に合うお料理で、みなさんにも満足いただけたようです。
それもそのはず!?
お店にはかなりのわがままを聞いていただき、作っていただきました。
実際、わたしも想像以上の『デキバエ』 で、びっくりすごい感動しました。
ただ、わたしとしては今後、シリーズ化していきたいので、
わがまま言い続けることになるかもしれません
きき酒会の様子はこんな感じ。
今回は、男性の方が多く、女性の方が多いかなぁ?という予想を、見事に外しました。
そして、参加者のお一人、元料理人の男性から、
『手造りパウンドケーキ』 の差し入れをいただき、
みなさんでお分けして食べました。
とってもおいしくて・・・日本酒にもイケる
ありがとうございました。
心遣いがとっても嬉しかったです
今後も、きき酒会として、『地域密着、地産地消』 ・・・をキーワードに
名古屋市内、愛知県内、岐阜県、三重県の
日本酒をいろいろとご紹介していく予定です。
日本酒について学んでいただく講義編では、
日本酒ができるまで、酒米へのこだわり、麹の働き、酵母と酛造り、
仕込みの技術、日本酒と水、杜氏と蔵人のシゴト、日本酒の歴史・・・などなど、
少しずつ幅広く伝えていきたいと思っています。
参加していただいたみなさん、ありがとうございました。
また、ご都合が合わず参加できなかったみなさん、
次回のご参加お待ちしております。