≪国民年金 保険料支払い 税で支援≫
保険料未納問題の深刻化、少子高齢化の加速で
年金制度の改革は急務になっている。
~年金改革の主な検討課題~
○所得に応じて国民年金保険料の一部を財政支援
○高齢単身低所得者への年金給付加算
○受給資格期間(25年)の短縮
○2年の事項後も保険料を払える仕組みの導入
○国民年金の適用年齢(20-60歳)の見直し
○パート労働者への厚生年金適用の拡大
○育児期間中の国民年金保健料の免除など
○60歳前半の在職老齢年金の支給基準の緩和
○所得に応じて国民年金保険料の一部を財政支援
⇒『所得に応じて』というのが気になるところだけど、
そもそも『国民年金』加入者って、20歳以上の学生、
自営業者、パートや日雇い労働者、短期労働者になるわけで、
自営業者は別として、所得が不安定?または低所得である可能性が
高いと思われるわけで、たとえば学生の所得をどのように捉えるのか?
自営業者の所得の把握をどこまでできるのか?
また、支援したとしても未納率が下がるかどうか?
○高齢単身低所得者への年金給付加算
⇒結局、低所得者とは?という、ラインが問題だし、
実際に住んでいる場所や、たとえば病気で介護が必要であったり、
一口に『低所得者』といっても、それぞれの生活が違えば、
必要な生活費も違ってくるよなぁ・・・
○受給資格期間(25年)の短縮
⇒新聞記事には、25年から10年にして、年収200万円以下の高齢者に
月5万円の年金保障・・・ということが書いてあったけど、
これって、わたしの中ではちょっと考えにくいなぁ・・・
何が一番考えられないかって言うと、25年から10年に受給期間が引き下げられること。
現在、月に6万円台が約40%、3万円から5万円台がそれぞれ10%台、
3万円以下が約10%、7万円以上が約5%いて、
基礎年金の満額を6万円から7万円に、年収200万円以下で5万円保障する
って言う案らしいけど・・・。
○2年の時効後も保険料を払える仕組みの導入
⇒うん、これは必要だと思う。
たとえば、学生のときには支払えなかった、または若いときにフリーターで
収入が少なかったため、支払いができなかったけど、
ある程度の収入を得ることができるようになって、
過去には支払えなかったけど、今、支払おう!って思った人たちが、
支払うことができないのは、おかしいなぁと思う。
結局、社会保険庁の管理体制に問題があるような気がする。
○国民年金の適用年齢(20-60歳)の見直し
⇒どう見直すのだろうか?
18歳から?64歳まで?
○パート労働者への厚生年金適用の拡大
⇒これはまぁいいことなのかな?
でも、『パート』という働き方がさらに減っていくような気がするなぁ・・・
これって、企業側からしてみると、今より経費がかかるわけだよね。
○育児期間中の国民年金保健料の免除など
⇒これは、あっても良いと思う。単純に考えて。
○60歳前半の在職老齢年金の支給基準の緩和
⇒在職老齢年金って何???
・・・とちょっと、ことばがよくわからなかったけど、
働いている60台には、支給しませんよぉ~ってこと?
だったら、理解できる。
なんか、いろいろな改革案が出ているし、それぞれメリット・デメリットがあるから
一概には言えないんだけど・・・
まずは、社会保険庁、しっかりして!!というのが第一じゃないかな。
それと、納税率を上げる方法・仕組みをもっと真剣に考えて実践していくことも大切。
でも、朝ズバッ!で、みのもんたさんが、
スタッフが試算してみたけど、1兆円の資金を調達するのに、
天下り先を6つか7つ、減らすだけで1兆円をつくることができる・・・
って言ってたんだよね。(どう試算したのかはわからないけど。)
これがもし、ホントだとしたら、ニアリーであっても・・・
こういうところの改革をズバッとやってくれる人にトップに立ってもらいたいなぁ~
と、思ったのでありました。