2008/9/16の記事に続き、リーマン、AIGではなく気になる記事は・・・
≪根付くか 報酬ガバナンス≫
~業績連動、欧米に見劣り~
『日本企業の経営者の報酬が変質を迫られている・・・』
『三菱UFJ信託銀行が昨年設けたストックオプションのコンサルティング専門部署では、
効果的な制度運営を模索する顧客が50社に達したということで、
企業の意識が確実に変わっており、成果報酬重視の哲学に基づく
報酬制度全体の再設計に移っている。』
日本は固定報酬の割合が高いけど、
それを下げて、業績変動型に移行する・・・
これはほぼ大企業に関してのことだと思うんだけど、
多くの中小企業の『役員報酬』に関しては、コンサルやってたときも今も、
会社によって、ホントにさまざまな。
社員の給与水準って、あまり違いがないんだけど、
役員報酬に関してはホントに天と地の差がある。
社員よりも低い社長がいたり、この企業規模でこんなに役員報酬あるの?
と、ビックリさせられたり・・・
いろいろな企業を見て思ったのが、まずは業種によって、
根本的な利益率が違うということ。
利益を出すための仕組みができていること。
わたしはこの、『利益を出すための仕組みづくり』が重要だと思っている。
その一つとして、成果報酬重視の哲学を根付かせ、会社の業績によって、
自分の報酬が変動するということは、経営者への評価が第三者的なものになり、
社員の成果主義報酬とともに、企業の発展を促すきっかけになることを期待したい。