カンブリア宮殿に、小笹兄弟が出演していた。
兄(小笹芳央)は、リンクアンドモチベーション
弟(小笹公也)は、オンテックス
それぞれの企業の代表なんだけど、
このふたり、正反対の性格でもあり、
この2つの企業、まったく違う社風。
弟は体育会系で、気合100%っ!男気のある会社。
兄は、イマドキのラフでソフトな感じ。
(もちろん、テレビを見た印象だけだけど・・・)
やってることも、やり方もまったく違う対照的な兄弟だし会社・・・と、
比較していたけど、本質的には一緒だと思った。
それは、兄弟ふたりが、社員のモチベーションを上げて、
やる気をうまく引き出す仕組みを知っていて、
それを実践しているというところ。
『モチベーション』って、よく耳にするし、
実際に自分もよく使う言葉だけど、いったい何?
調べてみると・・・
モチベーションとは、動機を与えること。動機づけ。
動機付けとは?
生活体(人や動植物)を行動へ駆り立て、
目標へ向かわせるような内的過程。行動の原因となる生活体内部の動因と、
その目標となる外部の誘因がもととなる。
とあった。
今は、企業の競争力の源泉が、ハードからソフトへと移り、
企業の業績が、社員のあと1歩のがんばりによって左右されることも多く、
多様な価値観のもと、社員が仕事に意味を求めている。
このふたりの共通点は、
・社員の仕事ぶりをきちんと見ている。(ほめる)
・きちんと評価して、仲間からも認められる。(公平性)
・会社のビジョンが明確
だから、社員はブレない。
目標を持って仕事をして、それをみんなで見ている。
当然、いいこともよくないことも・・・
でも、それを認め合うことによって、お互いが成長していくんだと思う。
要は、『無関心ではない。』 ということ。
『ヒト』・・・という経営資源をとても大切にしているふたりの経営者だと思った。
こんな経営者の下で働いてみたい・・・