今日の授業は、『中小企業経営・政策』
テキストの読み込みも大切だけど、『中小企業白書』が重要な科目!
第1部 中小企業の動向
第2部 経済構造変化と中小企業の経営革新
第3部 日本社会の活力と中小企業
2004年度版までは、2部構成だったんだけど、2005年度版は、3部構成。
『日本社会の活力と中小企業』の部分が、去年までの第2部から切り離され独立した。
2005年度版のサブタイトルも『~日本社会の構造変化と中小企業者の活力~』
ということで、中小企業と日本社会の関係を重要視している内容となっている。
特に、中小企業と人材に関して詳細に記述されており、
・労働市場との関係
・後継者問題
・ライフスタイルの変化による多様な就業機会
・開業率
・自営業者の大幅な減少
・デフレを克服しマクロ経済の安定的な運営
など、さまざまな諸問題について述べられている。
じゃあ、実際に・・・!?というところで、白書では以下のようにまとめられている。
『中小企業が多様で魅力的な就業機会を提供していることが、特に若年者とその親の年代に
一層理解されるよう、政府を始め社会全体で取り組み、勤労の価値についての認識と勤労意欲が
社会全体に高まるようにしていくことが重要である。』
『魅力的な就業機会』 かぁ・・・
もちろん、働いている会社に魅力があることも重要だけど、
働く人も魅力がなければ、当然成り立っていかない。
どっちが先?あと?・・・というのはいたちごっこになってしまうけど、
両方魅力的に!だと思う。
ここでいう、『会社』とは、いわゆる経営者、経営陣。
わたしは今、いくつかの企業に行ってるけど、
経営者と社員の意識のギャップも大きいし、
業績が好調でも、それがいつまで続くか?というところもあるし、
不調なところはどうするの?ということもあるし・・・
わたしたちがやっているコンサルは、戦略システムを構築しているわけではなく、
ホントに根本的なところの『働く人』に対して、
経営者にも社員にもコンサルしているので、
まさに『中小企業と人材をめぐる諸問題』に取り組んでいるんだと思う。
魅力的な就業機会を多くつくって、社会貢献すること。
そんな企業をたくさんにしたい!!
今回の授業は、実際やっていることと、知識・理論的に結びつき、
わたしのモチベーションがすごくあがった!!