『もらとりあむタマ子』海外評2 | One More Smile

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1か月ほど前の→ここの批評です。やはり海外でも評判上々!!!

【Let's talk】

『もらとりあむタマ子』は、『リンダ リンダ リンダ』や『苦役列車』など偉大な若者映画の監督、山下敦弘による魅力的で楽しみやすい映画だ。山下は『苦役列車』でも前田とタッグを組んだ。

今回、前田敦子は家でぐうたらし、ほとんど何もせず、就職もしていない女子を演じている。あぁ、彼女はなんて愛しく、見ていて楽しいのだろう!タマ子は怠け者で少し父親に甘やかされている。実際には父親がタマ子を家でぐうたらさせているのだが、しかしタマ子もじれったく甘やかされているガキから成長しようとしない。前田の演技は本当に自然で、穏やかで和やかな人生の一片という映画のテーマにとても良くはまっている。映画の魅力は、前田敦子の演技と、優しすぎてタマ子に出て行けと言えない父親から唯一の友達となる地元の中学生に至るまで、脇役と彼女とのかかわりを見ることから生まれてくる。

映画の説明を読めば、筋書きに関してあまり多くは起こらないと予想できよう。『もらとりあむタマ子』は、掴みが良かったり劇的だったりする出来事を見せているわけではない。成長を必要とする女子の日々に焦点を当てているのである。人生の一片というジャンルにおいては決して珍しくないが、大げさな劇的展開の映画を求める観客が見たがるものを提供しようとはしていない。

映画は短編で、78分である。流れる時間はまさにぴったりで、Music On! TVでオンエアされたわずか30秒の映像プロジェクトからいかに進化してきたかが感じられる。

まとめると、『もらとりあむタマ子』は山下監督の最高傑作とまで言うつもりはない。が、しかし歓迎すべき見事な傑作である。必ず見よとは言わない。だが、見たものを決して後悔させないことを保証する。

見るなら、怠けた午後はどうだろう。タマ子に完璧に共感できるだろう。リラックスして見るにはパーフェクトな時間だ。