大好きな曲について紹介してみたいと思います。
1曲目は三上さんの「Bee」。一番大好きな曲です。
「ザクロ」というアルバムに収録されています。
編成はピアノ、シンセのストリングス、ベース、ドラム、
そしてフリューゲルホルン。
ゆったりした速度で、まずストリングスのE音が流れ、
続いてフリューゲルホルンがイントロのメロディを奏で、
木漏れ日のような光のきらめきを感じさせるピアノの合いの手が入り、
歌がはじまります。
歌詞は一見ミツバチのロードムービー風ですが、
三上さんらしい意味深で謎めいた言葉が随所にちりばめられていて、
ミツバチの旅になぞらえて語られる別の物語を意識しちゃいますし、
ついつい想像がふくらんでしまいます。
そして間奏ではフリューゲルホルンのソロ。
高音のやわらかな響きにミツバチがひたむきに空を飛んでいるような
情景が浮かびます。
ソロが終わると三上さんの語りになります。
三上さんの曲には結構語りが登場しますが、
歌とはまた違った味わいがあっていいんですよね~。
またその裏で奏でられるベースとピアノとドラムの
絶妙な掛け合いがとってもステキで、
この語りにふさわしい雰囲気を演出しています。
そして一番心ひかれたのが、歌詞の最後の部分。
「いつの日か そのときが来ても 飛び続ける 夢を見させて」
大サビと歌の最後でこのフレーズが現れます。
大サビでは朗々と歌い上げ、同じメロディのスキャットが続き、
感情がどんどん高まってゆくのですが、
最後一転して力尽きた感じで弱弱しい声になりながらも、
ふりしぼるように歌いきります。
ここでやられちゃいました。
なんだかとってもいじらしくって…。
歌い方の落差で感情が揺さぶられちゃうのと、
別の物語の存在を強く意識しちゃうからなのかも知れませんが、
いつ聴いても涙腺がうるうるしちゃいます。
機会がありましたらぜひご一聴してみてください!