本日のディナーは、
今治駅構内にある、
「二葉JR今治駅店」にていただいたのは、
「鯛めし御膳」。
1924年(大正13年)創業、
今治の駅弁屋として有名な二葉。
今治駅の改札を出たすぐのところにあるこちらの店舗は、
うどんと定食を中心としたお食事処で、
駅弁売り場に併設しています。
愛媛の鯛めしには、
生の刺身を使ったものと、
鯛を炊き込んだものとがありますが、
こちらは、
瀬戸内海の来島海峡で育った真鯛・来島鯛を焼いてほぐし、
ご飯に炊き込んでいます。
容器のふたを開けると、
鯛の香りがふわりと漂います。
鯛の骨とあらからとった濃厚なだし汁で炊いたご飯の上には、
手作業でほぐしているという鯛の身がのり、
淡雪が降り積もったような様子が美しい
関東・東海の鯛めし駅弁というと、
甘い“おぼろ”が多く見られますが、
西の鯛めしは、
素材の味をたっぷり活かし、しっとり優しくて落ち着いた“オトナの”鯛めし。
ひと口食べると、
ご飯の1粒1粒に鯛の旨みがしっかり染み込んでいて、
上品で淡白な鯛の風味を生かすよう、
薄口に仕上げた職人技に感心させられます。
鯛めしのほかには、
ホタテ風フライ、えび天、かにかま、
かまぼこ、たまご焼、ポテトサラダ、
えびの煮物、がんも、たけのこ、昆布巻、
しいたけ、漬け物、酢れんこん、
たこときゅうりの酢の物、オレンジ…と、
おかずが盛りだくさん。
さらに小うどんまで
どれも本当に美味しくいただきました
ありがとうございました
ごちそうさまでした