酔い醒ましも兼ねて

のんびり歩きながらやってきたのは…。
ご祭神は、
応神天皇、
比売大神、
神功皇后、
天足彦国押人命、
稚城瓊入彦命。
武芸上達、勝運、子孫繁栄・安産などにご利益があるとして、
地元では「八幡さん」と呼ばれ、親しまれています。
八幡信仰の厚い源頼朝が、
鎌倉幕府を開くと同時に、八幡神を鶴岡八幡宮へ迎え、
自身に仕える御家人に対しても自らの領土へ勧請するように推進。
これを受け、
石和五郎信光が鶴岡八幡宮から勧請して祀ったのが、
この石和八幡宮です。
織田信長により焼き討ちにされましたが、
徳川家康により再建。
その後も盛衰を繰り返し、
現在あるお社は、平成21年に再建されたものだとか。
拝殿には、徳川時代のものと思われる絵馬が多数奉納されているそうで、
そのうち11枚が市指定文化財となっています。
地元の方以外にはあまり知られていないのか、
境内はひっそり。
そのぶん、
ゆっくりと、心ゆくまで、
力強いエネルギーを感じてきました。
ぴりっとした空気に、
酔いもすぐに醒めたような…


