随分ブログ放置してましたが,日々のレッスンこなしたり,あっちこっち審査に行ったり,幼稚園に行ったり,論文書いたりと忙しくしておりました.
今日は幼稚園.まぁ,レッスンにきてるちびっこたちからすれば挨拶しないと叱られるとか調子にのってると怒られるなんてのは日常のヒトコマなので,ぜーんぜんなんですがね.幼稚園の子たちはある意味洗礼だったかも?的な叱り方をしました.
今日は年中さん.最初のご挨拶をするタイミングで「おねがいします」のあとに「ばいばーい!」と言い出す子がいて,同調した数名が「ばいばーい!」と思いっきりシュプレヒコール.少したってもしつこく続いたので,ピアノの電源切って荷物まとめて「じゃ,先生帰るわ」と立ち上がり,のしのしとお部屋のドアへ.繊細チームがちょっと心配そうな顔になり….
出ていく手前で「ごめんなさいが聞こえたら音楽リズムしようかなー?」と大きな声で言うと,ぽそぽそと「ごめんなさい」とか「ごめんね」が聞こえてきます.
振り向いて「じゃあ,せんせー,帰らなくてもいい?」と問うと「うん!」というお返事がパラパラと聞こえてくる.
さてここで畳みかける.「せんせーは,おとなだけど,おとなだって,いやなことされたらいやな気分になるよ.それでもおとなだから我慢しなくちゃいけないと思う?」と全員の顔をみながら問うと,首を力いっぱい横に振ってくれるお友だちがたくさん.ヘソ曲がるかな?と思った最初に調子こいたチームもちょっぴり反省顔.
そこでお部屋の前まで戻って「でもね,ともえせんせーは,ほんとうは 怒られなくていい子もみんな一緒ににして怒っちゃったよね.だから,そこはごめんなさいだ.おとなだって,いけないことをしたら,ごめんなさいできなくちゃいけない」と諭しながらアタマを下げた.
ちびたちなりに納得してくれたらしく,そのあとはまぁお利口さんだったら(笑)最初にふざけてた子たちがラストまでものすごーくマジメに取り組んでくれましたわ^^;
たぶん,外部からくる先生が怒るとか思ってなかったんだろうなぁ.私からしたら彼らと少しずつ信頼関係もできつつあって,タイミング的に必要だと思ったから叱ることに躊躇はありませんでした.教室の生徒だったら「オトナ舐めんな,コラ!」で済むんだけど(←済ましちゃダメw),幼稚園は雇われの身なので親御さんの顔も見えないし,叱るのも難しいわ.