今日は午前中は体験レッスン。かっわいい幼稚園さんが来てくれました。先ほどお母さまからご入会の意思決定のご連絡を頂戴しました。長いお付き合いになりますように。もう一件はいっていた体験の子は残念ながら体調不良で日延べとなりました。先週と今週は生徒ちゃんたちも胃腸炎やインフルエンザのB型が流行っていてお休みの子も多かったです。学級閉鎖も少なくないので、私はお教室の換気もがんばらねば。

 

さて、午後は洗足音楽大学へ。申し訳なくも私の作業着であるジーパンにスニーカー履いて溝の口をダッシュ。本日行われた「大学院グランプリ特別演奏会」にどうしても行きたかったんです。前半には間に合わなかったけれど、お目当ての出演者の出番前には会場にたどり着くことができました。

 

その昔、幼稚園児さんだったちっちゃなちっちゃな女の子が美しく、とても立派になって目の前の大きな舞台に立っていました。彼女の名前は林美夢ちゃん。ちょっぴりヌケてるところもあるけれど、それを努力で補っちゃう頑張り屋さん。小学生の時に当時通ってきていたおにいちゃんとまとめて、私の師匠のところに「えいっ!」とドナドナしちゃいました。師匠の門下(よく考えたら私も門下生だったんだけど)には、既にうちから送り込まれた子たちがいたので、私も安心して預けることができましたし、なんと言っても門下生の中で「最初で最後のオチコボレ」を自負している私としては、先生が快く引き受けてくださったことに安堵もしました。

 

その後、ご高名な先生方にも大切に育てていただいて、うちに来てた可愛い可愛い芋虫ちゃんは知らぬうちに立派な蝶になっておりました。私の「師匠」こと恩師の泉ひろ子先生とお嬢さまでピアニストの泉ゆりの先生をはじめ、彼女にとって必要な素晴らしい指導をしてくださった多くの先生方、また大学での指導に当たってくださった鳥羽瀬先生、他にも美夢ちゃんに関わってくださった全ての方にこの場を借りて私からも御礼申し上げます。

 

普段、音楽の道に進んだ子たちの演奏会のお知らせをいただいてもなかなか足を運ぶことができないのだけれど(そのまた後進を絶賛育成中なのでね)、卒業演奏会だけは別。一生に一度という意味ではどの演奏会も同じだけれど、人生の節目に立ち会わせてもらえるのならばそれはもう特別中の特別です。こちらの大学には10年くらい前に学部の方でもひとり首席をいただいた生徒さんがいて、その時もやはり同じように溝の口ダッシュをしたことをふと思い出しました。今夜も高校生のレッスンがはいっていたので、帰り道もまたもやダッシュ。落ち着きのないことにかけては自慢できる私です。川崎の街の乗換もちゃっちゃっか歩いて帰途につきました。

 

うちのお教室ってピアノ教室のくせに先生が曲者なので(←自分で言う爆笑)、音楽の道には進まずに生涯の趣味として楽しんでる生徒さんが多いんだけれど、数年おきになんだかすっごい原石に出会います。時期が来たらその子たちの手を離すのも私の愛情のかたち。自分の手元に囲い込んで潰すより、より可能性を広げてくださる先生のところへ預ける方がいいと信じているから。もちろん本音を言うと実は結構寂しいですよ。でも、こうしてひとまわりもふたまわりも立派になった姿を見て、やはり私に後悔はありません。それどころか、音楽に関わらずいろいろな分野に飛び出してどんどん私を超えていく子たちはどの子もみんな私の自慢!全員が出藍の誉れです。

 

なお、私自身は未だに師匠を超えるどころか、先生のくるぶしまでも届いていないような現状でございます。出来の悪い子で申し訳ないばかり口笛

 

おあとがよろしいようで~ちゃんちゃん♪