私は泣きながら出されたケーキを
物凄く綺麗に食べきった
外の空気を吸いに行こうと
席を立ち、デッキに上がった。
デッキでお酒を頼み、
グラスを片手に、海から見える夜景を眺めた
「プレゼント、開けてみて」
紙袋を開けると、
某ブランドのお財布が入っていた。
もったいないから飾っておこうと思った瞬間
「大人なんだから財布くらいちゃんとしたの使いなよ。」
と言われた
お財布がぼろぼろだとお札さんたちの
居心地が悪くてすぐに出て行ってしまうらしい
そしてタバコの火を消した彼が
めっちゃこっちをみながら
「話があるんだけど」
と言ってきた
これは、、シチュエーション的に
絶対プロポーズやん
と、急な事態にテンパっている私に
「どうしても今回まとまった休みが取れなくて。
来月なんだけど、仕事3日休みとってくれん」
あ、なんか更に予想外です笑笑
彼はおもいっきり遊びたいらしい
2泊お泊りで遊び倒そうと言ってきた。
彼からもらった情報はここまで。
船が港に着き、生まれてはじめての
ディナークルージングが終わった。
この後、ちゃんと代行を呼んで帰りました
一瞬でもプロポーズされると思った自分が
恥ずかしかった。。