2000.10.26 バルセロナ | ヨーロッパ女ぶらり一人旅

2000.10.26 バルセロナ


グエル公園
夜行でバルセロナに到着すると地下のホームにつく。ただでさえ「バルセロナは気をつけたほうがいいよ~」と旅で出会った人々によくいわれたので、地下の薄暗いホームはかぎりなく怖い印象。ただターミナルに上がると大きい駅でインフォメーションもあり、こぎれいな雰囲気。駅では時刻表だけチェックしてさっさとホテルへ向かう。JTBさまさま、あらかじめ予約を入れてもらっているのでらくちん。怖いといううわさのメトロもたくさんの人の中、特になんということもない。ホテルはメトロ駅出てすぐのいい立地条件。夜行列車だったので昨夜はシャワーを浴びていないのでとりあえずチェックイン後は部屋でくつろぐ。大好きなクロワッサンを食べてほっと休憩。



のんびりしたところで街へ繰り出す。まずはホテルを出てすぐの目抜き通り、グラシア通りに行く。その角にあるカサ・アマリエールへ。ここは建築家ガウディの設計した建物がたくさんあるところ。前々から興味のあったガウディ、この人のデザインしたものをいろいろ見るっていうのが今日のテーマ。インフォメーションにてそのガウディ関係のモニュメントへ半額で入場できるというオトクチケットがあって購入。スタッフの方が親切であれやこれやと場所を教えてくれたりして助かる。


横の建物は「カサ・パトリョ」。あいにく中に現在人が普通に住んでいるみたいで中に入れないけれども屋根がとってもかわいくっていいな。ここからカタルーニャ広場まで歩いて5分くらい。ここからは結構人がたむろしていた。そのままランブラス通りを行く、真ん中が歩行者天国になっていて歩きやすい。まわりは露店がいっぱいで時折ひやかしながらぶらぶら。ベレン教会を横にサンジョセフ市場へ。考えてみればスペインで市場に来たことがなかった。子豚やとり、チーズがたくさん。せっかく来たのでフルーツを購入。この市場もガウディデザインのものらしく市場を出入りする人でたくさんにぎわっている中いろいろと写真をとる。この通りには彼がデザインしたというカフェやレストランがちらほら。ただ、普通の通りにぽつぽつ、とあるのでかなり他の建物とミスマッチして目立っていた。


しばらくいくと日本語案内所があるのでのぞく。次に旅する予定の南フランスやイタリアあたりのなにかいいネタがあればいいなって思いつつ入るけど、スペイン国内のことならなんでも・・・という日本人男性がボランティアでやっているという観光案内所。けど今の私にとってはスペインの旅は終わりにさしかかっているのでこれといってめぼしい情報は何も得られず。ただこれからイタリアに行くのなら、と地図をくれた。実は地図コレクターの私、ものすごくうれしかった。バルセロナに在住している方で、ここは危険だってよく言われるでしょうけど「路地に入らなければ大丈夫」と心強い言葉をいただいた、でも本当にそう思う。


この後、グエル邸へ。ここはツアーで見学することができ、なんとユネスコ文化遺産に指定されているところ、ただの家なのに。写真撮影禁止という敷居の高い観光スポット。ガイドさんの解説で中を回っていく。サロン中央が吹き抜けになっており、上の丸い円からほのかに光が入るようになっていてきれい。まわりの調度品もおしゃれで住んでみたい場所。グエル邸を満喫した後はカテドラルへ向かう。いったんランブラス通りへ出て、横道に入る。細い道だけどけっこう観光客が行き来していてにぎやか。カテドラルまでの途中はゴシック地区と呼ばれており、古い街並みが続く。ぶらぶらしていてあきないところ。大聖堂は正面から見ると普通の教会。ただ中が味のあるところで、ひとことでいうなら「シンプル」。他のよくある教会と違って、ごてごてしていない。ステンドグラスが素敵で祭壇にはマリアの木像、素朴だ。地下から上がる階段正面にちょうどコロがあり(聖歌隊の席)が見え、その奥に入り口部分にあたるが見える。この眺めがグッド。ただひとつ気にいらなかったのが人が多いこと。もちろん私自身も観光客なんだけど、ざわざわしすぎだ。子連れのファミリーもたくさんいたけれど教会内で遊ばせるのはやめよう、と言いたかったけどスペイン語どころか英語も満足でないのでもちろん何も言えず・・・。


さて前は広場になっていてヨーロッパおなじみの大道芸人がちらほら。この少し横にコロンブスが歩いたという「王の広場」。ただ階段がるというだけのところでコレといったものでもなかったけど、ちょっとひとやすみ。それから表の通りへ出てカタルーニャ音楽堂まで7分ほど歩く。到着したとき、ちょうど10分後に英語ツアーがあるというので入ることにした。所要時間1時間のツアーで最初の25分ほどは延々ビデオを見させられる。英語のビデオではっきりいってかなり眠い。今となってはどんな内容だったかまったく記憶なし。それからやっとお待ちかねの音楽堂ないへ。客席に座ると上のステンドグラスがたまらなくキレイ。不思議と真ん中がにょきっとまるで水滴がおちそうなようにでていて素敵なデザイン、周りをかこっている水色がきれい。ここで同じ見学ツアーの外人さんたちがあれやこれやとガイドに質問しだした。最初は私も熱心に聞いていたんだけどどうでもいいようなことをあれこれ聞いているので、だんだん早く終わって~というモードになってきた。


さて、ここからは歩いて5分でメトロ駅。そして本日のビッグイベント、サグラナダファミリアへ。教会前についたときは感動してしまい、思わず日本にいる家族へ電話してしまった。「今サグラナダファミリアの前にいるんだよ~」というとうらやましいという返事だった。それから入場。上まで階段で上ってみる。ずばり、しんどい。上からはバルセロナの街が一望できるけれども、高いところが苦手な私としては二度と行きたくないと思ってしまった。しかも階段はせまくてのぼりにくいしすごい人だし、おりたころにはくたくた。やっぱり外から眺めるのが一番。まだまだ工事中で、その工事現場なんかを熱心に見入っている学生らしき人を何人も見かけた。ここはアートの殿堂なのね、なんて思った。でも、工事中のクレーンがなぜか妙にさまになってみえたりして不思議。


ここからグエル公園へメトロで行く、らくちん。駅から歩くこと20分、なんと途中道に迷う。標識を頼りに行くもなんと標識が間違っている。何人もの人がおかしいなあってかんじでうろうろしていて観光地なんだからもっと正確に、と思った。スペインでは何度もこういう経験したな、なんてふと思う。坂をけっこうのぼってたどりついた公園なだけあってバルセロナの街を見渡せる。さっきのぼったサグラナダファミリアも見えて感動。もちろんここもガウディデザインで、公園内にはガウディが住んでいたという家まであって入る。イスやシャンデリアがおしゃれなところだった。公園は不思議なかんじ、というのも不思議なオブジェがちらほらとある。タイルがきれいでいつかまねして庭のどこかに取り入れてみたいと思う。しばし、休憩。


ここから市街に戻って最後に訪れたのはカサ・ミラ。アパートの中を見学して屋上にのぼったころは夕暮れできれい。この後スペイン最後の晩餐はなぜか中華料理となった、どうしても無性になべたくなったので。

【本日の旅の費用】
ホテル 5000Pt
夜ごはん 1150Pt
サグラナダファミリア 400Pt
メトロ(×4) 600Pt
おかし 200Pt
はがき 300Pt
電話 100Pt

観光チケット 600Pt
トータル  7750Pt(4340円)