こんばんは。

ぼちぼち総選挙の季節なんだね。

昨年の今頃は鼻息を荒くして、お腹痛いー!って言いながら過ごしてたんだよなぁ。

配信停止になったところなのに、絶対ありえないって分かってるのに、実はこっそり恋カタを覗いたの。

確か、昨年の総選挙の最後に千早さんが「来年の総選挙では~」って言ってたのを思い出して。

順位はいいから、せめてお話読めないかなぁって。

で、開いてみて・・・やっぱりなぁと。

すぐに恋カタを閉じたからあまりよくわかってないけれど、今回参加アプリ少なくない?

しかも、今回は昴さんも出ないし、後藤さんと石神さんも公安からの参加なのね。

なーんだろね、時代は変わったんだね。


遼一の書棚が公開されたとき、タップしたら遼一のコメントが出てきて泣けてきて。

配信停止のお報せを知ったときは、どちらかというとパニックっていうか、取り乱す感じに近かったんだけど、

書棚見てからは、じわじわじわじわ~って感じ。

総選挙のトップ画像もさぁ、当たり前だけど遼一がいないんだよね。

ずっとセンター張ってきた遼一が、ちょっとずつ横へ移動して、いつかはいなくなるのは分かってたけど、やっぱりいないのを確認すると寂しい気持ちでいっぱいだわ。

シンデレラの配信停止のあと、プライベートですごく悲しいことがあって、やっとそれも落ち着き始めたとかろなんだけど、

実は「Try love」編の2周目も4話以降読めなくなっちゃって。

だからまだ「Try love編」の感想も書けてないし、どなたの記事にもコメントできてない。

なんか、本当に終わってしまうような気がしてさぁ。

でも、色んな人に言ってもらったように、遼一たちは自分の心の中にずっと住んでるんだよね。

それを改めて実感するようなこともプライベートであったのも事実で。(またそれは近々)

そして、色んな方が、これからも語っていこうって言って下さった。

だから、こうやって自分の想いもたくさん書いてこう。

寂しいとか、大好きだとか、改めて読んでやっぱり素敵だとか。

ブログの隅の隅っこから、遼一のことが、シンデレラメンバーが大好きだって発信し続けよう。

そして、いつの日か、「配信停止組」としてどこかでお話が読めることを期待し続けよう。


さて、今日は久々に夢小説を書きました。

えーっと設定は、「Try love編」の続き。

つまり、ヒロインの記憶が戻って、すべて問題解決したあとの日常だと思ってください。



ビーグル犬しっぽビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬あたま



「やっぱり先に寝てもらっていいか」



「どうかしたんですか?」



「原稿のラストを少し変更しようと思ってな」



「なるほど。分かりました」



「悪い、今日は久々に2人でゆっくりしようって言ってたのに」



「何言ってるんですか。遼一さんの作品、今回もすっごく楽しみにしてるんですから。



それに、作品に一切妥協しない遼一さんのこと本当に尊敬しています」


◯◯は敬礼のポーズをしておどけて見せる。


「この作品が完成したら、ゆっくり旅行でもするか」



「それは楽しみです。じゃあ、すいませんが先に休ませてもらいますね」



寝室へ向かいかけて「あっ」と言ってすぐに戻ってきた◯◯は、



「遼一さんのお仕事がうまくいきますように。でも無理はしないでくださいね」



そう言ってオレを強く抱きしめる。


「はい、おまじない完了です。ではおやすみなさい」



今度はオレの頬にキスをし、寝室へと向かった。






◯◯には敵わない。



いつだって書く「力」を与えてくれ、いつでもオレを満たしてくれる。



「◯◯さんのおまじないがあれば怖いものなしだねぇ。さぁ、もう一踏ん張りしますか」



1人になった静かな部屋で独り言ち、原稿と向かい合う。



◯◯がいつも読んだあとに浮かべる幸せそうな顔を思い浮かべてーー。








数時間後。



筆がのったオレは夢中で作品の手直しを終えた。



「もうこんな時間か」



気付けば、3時近くになっていた。



◯◯が起きないよう、そっとベッドの中に潜り込む。



すると…


「遼一さん、お疲れ様でした」



そう言って◯◯がしがみついてきた。



「お前、待ってたのか」



「へへへ」



◯◯は子供がイタズラがバレたときのような照れ笑いを浮かべる。



いつもオレに余計な気を遣わせるまいと考えてくれている◯◯が、寝ずに待っていることはとても珍しい。


「先に寝てなさいって言ったでしょうが」



「寝ようと思ったんですが、ふと窓の外を見たら今日は月がとっても綺麗で。遼一さんと一緒に見たいなぁって思ったんです」



◯◯がカーテンをそっと開けると、蒼く美しく輝く三日月が空に浮かんでいた。



その優しい月明かりに照らされた◯◯は消えてしまうのではないかと思うほど、儚く美しくて、思わず肩を抱き寄せる。



「遼一さん?」



オレの顔を覗き込む◯◯はこう続けた。



「遼一さん、昔私が言ったこと覚えてますか?遼一さんと一緒に見る月は綺麗ですねって言ったのを」



「あぁ」



「あの時私が言ったことはやっぱり正しかったみたいです。さっき1人で見た月より、今見る月はずーっと綺麗です」



「お前ってやつは…」



月灯りに照らされ、少し頬を赤らめながら優しく微笑む◯◯はやはり美しくて儚くて。



けれど、確かなのは今、◯◯はオレの腕の中にいるということ。



何気ない日々の瞬間を一緒に生きているということ。



オレは◯◯を離さない。



鼓動が止むその時まで。



そんなことをぼんやり考えていると、◯◯が心配そうな顔で聞いてきた。


「原稿無事に終わりましたか?」



「あぁ、お前のおまじないのおかげだ」



「良かったぁ」



そう言って安堵の表情を浮かべる◯◯の目は今にも眠ってしまいそうなくらいに とろとろで



オレが終わるまで今日だけは寝るまいと、必死に起きていたことが容易に想像できた。



そんな◯◯の姿はなんともいじらしくて可愛いくて、抱きしめずにはいられない。



「ふふふ。私は幸せ者ですね。大ー好きな遼一さんと一緒に月を眺めることができて」



「◯◯さんのおかげで、オレもとびきり綺麗な月を眺められたからな。



◯◯…安心して寝なさいよ。ずっと傍にいてやるから。その代わり、このお預けの責任は明日の朝に…」



言い終わる前に、「すーすー」という寝息が聞こえてきた。


「待っててくれてありがとな」


優しい月灯りに照らされた◯◯の髪を撫でそっとキスを落とすと、祈りにも似た気持ちが湧いてくる。


何気ない幸せがどれだけ大切かということをオレは痛いほど知らされた。


だからこの幸せを何があっても守っていきたい。


そんな想いを胸に◯◯を抱きしめる。



すると、愛おしい人の温もりにいいようのない安心感を覚え、知らないうちに眠りについたのだった。



外では蒼く美しい三日月がオレ達2人をずっと見守っていたーー。




猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま



昨年の4月に書いた「満月に照らされて」のお話をおもいっきりリメイクしたというか、遼一が部屋から戻ってきてからをがらっと変えました。

昨年のはいい感じになってイチャイチャし始めたのに、ヒロインが寝落ちする感じで。遼一は仕方ないなぁと思いながらも悶々とするお話だったんだど笑。

何だか温かいお話が書きたくて変更しました。

最後までお付き合いくださり、ど うもありがとうございました!