これは、1に続き、私の好きな場面&感想文です。
レポではありませんし、あらすじを全て網羅しているわけではありませんが、ネタバレ満載です。
超マニアックな上に長いです笑。
他の方と感じ方が違うかもしれませんが、それでもいいよーという方のみお付き合いください☆
何回シリーズになるかわからないし、途中で終わるかもしれない笑ので、スルーしてもらっても全然大丈夫ですよー☆
直田章100周年記念イベントとして、増刊シンデレラでは初夏文芸社とのタイアップ記事を掲載することになっていた。
それで今回は、シンデレラと初夏文芸社で時間軸をずらして2人の作家に小説を依頼するということなのだそうで、その1人が遼一だったのだ
。
それで初夏文芸社との顔会合わせ。
今回の新キャラがこの2人。
左が初夏文芸社の「谷博樹」さん
右が初夏文芸社の取締役「安綱晴臣」さん
顔合わせの時いきなり谷君に
「廣瀬先生の奥さんと仕事ができて嬉しい」と言われるんだけど
それを聞いて、
「廣瀬先生の奥さん」というレッテルを貼られて複雑な気持ちになるヒロイン。
このあとも、ヒロインはどこで仕事をしても同じことを言われて複雑な気持ちになるんだけど、これめっちゃ分かる。
すごく個人的な話で申し訳ないんだけど、私の父はある仕事をしていて、結構私が歩んできた人生の中で「○○さんの娘さんですよね?」て聞かれる場面が多くて。
そのことで覚えてもらいやすかったり、目をかけてもらったりすることも多いのも事実なのよ。
でも先入観も持たれやすくて、「○○の娘さんだからきっとこんな人だろう」とか「○○さんと一緒でこういうことが得意分野なんでしょ」って言われることが多かったからすごくヒロインの気持ちが分かるなぁとしみじみ。
そして
空に浮かぶ細い月が浮かぶ頃。
遼一が昔無名だったときにお世話になった大先輩の作家先生「金澤桃先生」の出版記念パーティへ一緒に出席することに。
そして、金澤先生に紹介してくれる遼一。
「ご紹介が遅れましてが、家内のともです」
すると
「廣瀬くんが結婚するとはねぇ。てっきり一生結婚しないのかと思っていたのでな」
と言ってくれる金澤先生。
「私ももう少し若ければ、君に略奪愛をそそのかしているところだ」
過激な言葉とは裏腹に、少年めいたいたずらっぽい笑みを浮かべる先生。
すると「ご冗談を」といって抱き寄せてくれる遼一。
「先生は今も現役でしょう?私の妻ですから、手出しは無用に願います」
「全く冗談の通じない男になったものだ」
「先生は冗談ではなく、本気でおっしゃっているでしょう」
「ほう。よくわかっているじゃないか」
あぁ、この流れいいなぁ~
まず家内って紹介されたこともそうなんだけど、自分の尊敬する大先輩にまで牽制してくれる遼一が可愛いwww
そして、無名なころに遼一を知ってるってことは、西川先生と付き合ってた前後?だと考えられるから、昔との変化に金澤先生も驚いてわざとからかってるんだろうね。
カジノメンバーもそうだけど、昔の遼一を知ってる人から聞く遼一の変化はすごく嬉しい。
そして、金澤先生が席を離れた瞬間、
「あの、エロおやじめ・・・」
って怒ってる遼一が愛おしくてたまらんwww
先生、御年73歳だからwww
それを聞いたヒロインが
「遼一さん以外の人にそそのかされるって想像できない」というと、
「想像しなくてよろしい」といって小突いてくれる。
このときヒロインも同じことを感じてるけど、何気ない会話がなんでこんなに幸せなんやろうって思うよ。
そしてこのとき思ったのは、「遼一さん以外にそそのかされる」っていうセリフから、誰かに誘惑されるって前振りなんやろうなぁと。
あぁ、ドキドキドキドキ・・・∑(゚Д゚)
このあと、谷君が近くにきて、挨拶にきてくれるんだよね。
遼一のファンだから一緒に仕事できてすごく嬉しいと言って。
それを聞いた遼一は、谷さんが行ったあとで困った顔をするのよ。
「あれは、確実に、オレに妙な幻想を抱いているだろ。ああいうタイプは面倒なんだよ」
「あの。それ、出会った頃の私もそうだったんですけど・・・・・・」
「お前も早々に幻滅したでしょうが」
「幻滅……はしてませんけど、サイテーとは思ってました」
「ハハハッ!イイ男って分かってよかったな」
「・・・え、今一言も私イイ男なんて言ってませんけど・・・」
「お前の『サイテー』は、イイ男に使う感嘆詞」でしょ」
遼一長編って過去のお話とちゃんとつながってるんだよね。
そうそう、出会った頃、サイテーって連呼してたよね。ヒロイン。
でも、遼一が見せない繊細なところや、自分よりも他人を大切にする優しさなんかに惹かれていったんだよ。
この谷君、若いから色々突っ走りそうな予感だけど、最後は言い味出してくれるんじゃないかという期待したいwww
そして、ここでもこの夫婦のやりとりにニヤニヤ。
このあとトイレに行ったヒロインが戻ると遼一は他の作家さんと談笑してるのでヒロインは隅っこにいることに。
すると、ついに妖艶な笑みを浮かべてそそのかされるわけですよ!!
「こんなにもお綺麗なのに、壁の花とはもったいないですね」
「私が伴侶なら、あなたのような方を放っておきはしませんが」
こいつ、チャライなぁ~!!
どう考えても遼一には敵わんぞとこの時点で思ってしまった私。
家に帰って一息ついたとき、ソファでくつろぎながら、自分は遼一の奥さんとして色々な人から認識されるのは仕事のときは複雑な気持ちになるっていうのよ。
なにか失敗したときに、遼一さんの名前まで汚してしまいそうな気がするって。
すると、
「失敗でもなんでも思い切りしなさいよ。オレのことは気にしなくていいから」
と言ってくれて。
あぁ、胸がジーンとなる・・・
大作家の遼一が旦那様って、同じ出版関係の仕事をしてるとすごくプレッシャーだろうなぁ。
そんなヒロインに「失敗でも何でも思い切りしなさい」って言葉があるだけで、ヒロインの心はすごく軽くなるんだと思う。
でも、そのあとのやりとりがいいのよね。
今日のドレスがみんなの注目を浴びていたという遼一は
「谷はおまえの恰好をベタ褒めするわ、オレがいないときにナンパされてるわ」
って。
やっぱり、安綱さんとのやりとりを聞いてたのか・・・と思いきやそうではなくて。
オレと離れたときに男と話してたってウキウキしながら金澤先生が事後に教えてきたんだとかwww
御年73歳のおじいさん、立ち絵がないのが残念だぜwww
「ったっく・・・・・・ちょっと目を話すとこれだから」
そして、遼一はやさしいキスをくれるんだけど
唇を話すと、片手で私の両手首をとらえ、野獣みたいな眼でヒロインを見降ろしてきて・・・
熱をはらんだ彼の瞳はとても綺麗で、視線をそらせない。
「誰が旦那か、お前の身体に刻み込んでおいてやらないとな」
「じゃあ、今日はどれだけ私があなたのことしか見えていないか遼一さんに伝えますから。……覚悟しててくださいね?」
それを聞いて一瞬驚いた顔をしたあと、困った表情になって
「お前には敵わないねぇ」
という遼一。
そしてやさしいキスをすると、お互いの気持ちが溶け合い、心がすきとおっていくような不思議な感覚になる。
尖った月はとっくに沈んでしまったけれど、ガラスをちりばめたような星たちが、やさしく私たちを見守っていた。
そしてやさしいキスをすると、お互いの気持ちが溶け合い、心がすきとおっていくような不思議な感覚になる。
というところで2話は終わり。
今回、ピンクで書いたところは、月に関する描写で。
遼一と言えば「桜」「古典」とか色々なイメージがあると思うんだけど、私にとっては「お月様」のイメージがすごく強い。
続編で出版した「月灯りの夜」もそうだし、漱石のお話をテーマにした「夏のあいさつ運動」の番外編もそう。
そして私が好きな「燃え上がれ!恋のフェスティバル」でも物語の中で「月」が重要な役割を果たしてる。
私にとってもちょっとした理由で幼い時から「月」は特別なものだから、今回の長編でも「月」について触れてくれててすごく嬉しかったなぁ~。
でもって、私が2話で一番良かったのは最後のやりとり。
遼一とヒロインとのイチャイチャ描写がすごく美しい!!
そして、遼一がヒロインに向けた言葉に対して、何でこんなに素敵な返しができるんだろうとため息が出たー。
「じゃあ、今日はどれだけ私があなたのことしか見えていないか遼一さんに伝えますから。……覚悟しててくださいね?」
このセリフ、「恋人たちのクリスマス」のラストシーンのヒロインの会話を彷彿させるのよ!!
↓
「今日一日で、そんな券がなうても私にたくさん甘えてくれてるんだなーと思ったので」
「いーや。甘えてるんじゃない。イジメてるだけだって」
「どっちでも一緒です。・・・あなたにとっては」
このシーンも私すごく好きだった!
遼一√のヒロイン、かっこいいわ、ほんと。
そりゃ遼一メロメロになるって。
こんな返しできる子絶対いないよ~。
だからね、遼一√を読むたびに、あぁこのヒロインにはなれないなぁと思ってしまう私www
それにしても、今回の誘惑の当て馬がどうやら安綱くんらしい??
結局2話もがっつり書いてしまった~
本日もお付き合いいただき、誠にありがとうございました☆


