☆眠らぬ街のシンデレラ

~廣瀬遼一 夢小説~


エナジー補給のため、毎晩過去の遼一作品を読んでるんだけど睡魔に勝てなくて(^▽^;)


あぁ寝てしまうーって思ったときにラストシーンを思いついて書きましたw


苦手な方は、こちらでバック or  華麗にスルーしてください。


申し訳ありませんが、苦情は受け付けておりません。


あくまで私の遼一像で自己満でしかありませんが、それでもいいよーという方はお付き合いください♪







「悪い、やっぱり先に寝てもらっていいか」



「どうかしたんですか?」



「仕上がった原稿のラストを少し変更しようと思ってな」



「あぁなるほど。分かりました」



そう言ってともはにっこり笑う。



「悪いな、今日は久々に2人でゆっくりしようって言ってたのに」



「何言ってるんですか。私は『廣瀬遼一』の1番のファンなんですよ。遼一さんの作品、今回もすっごく楽しみにしてるんですから」



「それに、作品に一切妥協しない遼一さんのこと本当に尊敬しています」


彼女はそう言いながら敬礼のポーズをしておどけて見せる。


「この作品が完成したら、ゆっくり2人で旅行でもするか」



「ふふふ。それは楽しみです。じゃあ、すいませんが先に休ませてもらいますね」



そう言って寝室へ向かいかけて「あっ」とすぐに戻ってた。



そして、


「遼一さんのお仕事がうまくいきますように。でも無理はしないでくださいね」



と言ってオレを強く抱きしめた。



「はい、おまじない完了です。ではおやすみなさい」



とオレの頬にキスをし、寝室へと向かった。







ともには敵わない。



いつだって作品を書く「力」を与えてくれ、いつも満たされた気持ちにしてくれる。



「お前のおまじないがあれば怖いものなしだな。さぁ、頑張りましょうかねぇ」



と独り言ちる。



そして、ともがいつも読んだあとに浮かべる幸せそうな顔を思い浮かべて執筆にとりかかった。










数時間後。



筆がのったオレは夢中で作品を完成させた。



「もうこんな時間か」



気付けば、2時半時近くになっていた。



オレはともが起きないよう、そっとベッドの中に潜り込む。



すると、



「遼一さん、お疲れ様でした」



と言ってともしがみついてくる。



「お前、待ってたのか」



「へへへ」



ともは子供がイタズラがバレたときのような照れ笑いを浮かべる。



「先に寝てなさいって言ったでしょうが」



「待っていたというか・・・何か今日はこうやってひっつきたかったんです」



「原稿無事に終わりましたか?」



「あぁ、お前のおまじないのおかげだ」



「良かったぁ」



そう言って安堵の表情を浮かべるともの目は今にも眠ってしまいそうなくらいに とろとろで



オレが終わるまで寝るまいと、必死に起きていたことが容易に想像できた。



いつもオレに余計な気を遣わせるまいと考えてくれているともが、寝ずに待っていることはとても珍しい。



そういえば、最近お互い忙しくて、仕事の話を聞いてやることもできていなけりゃ、たわいない日常会話すらままならない状態だったな。



オレはともがいるから安心して書きたいものが書ける。


何があってもこいつを守ると思っているが、守られてるのはオレの方かもしれない。


そう思うと色々な思いがこみ上げてきてともをきつく抱き寄せた。



「お前やせてないか?あんまり仕事、無理しなさんなよ。仕事の代わりはいるかもしれないが、オレのヨメはお前だけなんだから」



すると、満面の笑みを浮かべるとも。



暗い部屋でも一瞬にしてパァっと明るくするようなその笑顔が昔からたまらなく好きだ。



彼女のこの笑顔をいつまでも守りたい、心の底からそう思う。



「ふふふ。私は幸せ者ですね。大ー好きな遼一さんに大切に想ってもらって」



そのともの言葉を合図にどちらともなく唇が吸い寄せられる。


熱いものが口の中で蠢いたり絡まったりしながらお互いを確かめ合う。



それは決して激しいものではなく、今まで足りなかった分を補うようにゆっくりと。


そうすると、自ずと体は熱くなるもので、目の前のともが欲しくてたまらない。



「とも・・・」



出会ってからもう何度呼んだかか分からない。


なのに愛おしい人の名前を呼ぶことがどうしてこんなにも幸せなのだろうか。


互いを求め合い、いつまでもキスがやむことはなく



お互いを味わうだけのキスはだんだん激しくなる……










はずなのだが・・・





「ん?」



「・・・・・」



「とも?」



「・・・・・・」




返事の代わりに聞こえてきたのは、「すーすー」という寝息だけ。



「待っててくれてありがとな」



そう言って彼女の髪にキスを落とす。



そして髪をなでながら眠ったともに問いかける。



「覚えてるか?昔、オレは引退なんなしないかもしれない。オレはお前といると、いろいろ書きたいネタが出てくるって言ったのを」



その気持ちは今も昔と変わらない。



オレ以上にオレやオレの作品を理解して愛してくれるとものためにこれからも書いていきたい。



お前の笑顔は絶やさない。



そんな決意を改めてしながら、愛おしいその寝顔をもう少しだけ見つめていたいと思う。



作品も仕上がったことだし、ゆっくり旅行に出かけるとしますか。



その前にうまいものを食いに行くのもいい。



久々に一緒に買い物に行くのも悪くないな。



とものために何ができるかを考えるのが楽しくて仕方がない自分に気づく。



「お前にばかりかっこつけさせてたまるかよ」



ふと窓の外を見ると暗闇の中、キレイな満月が光り輝いているのがよく見える。



「今夜は月がキレイだな」



ベッドサイドで交わしたいつかの会話を思い出しながら独り言ちる。




永遠なんてものがないのは分かってる。




けれど、こんな日々が1日でも長く続けばいいと心から思う。




祈りにも似た気持ちで月に照らされたともの顔を見つめた。



「先に眠っちゃって。この熱くなったオレの体をどうしてくれるの。明日の朝責任とってもらうとしましょうか」



そう言ってともを再び抱きしめると、愛おしい人の温もりにいいようのない安心感を覚え、知らないうちに眠りについたのだったーーー。










いつもながらの自己満ブログに最後までお付き合いいただきありがとうございました。


私の好きな番外編のお話を読んで思いついたから書いてみたけど、、、


うーん、遼一ファンの皆さま、お目汚し、大変失礼しましたー(°Д°;≡°Д°;)


ではまたー☆