この記事は「眠らぬ街のシンデレラ 廣瀬遼一」の夢小説です。
素敵ブロガーさん♡の小説を読ませてもらったら遼一とお弁当を持って梅を観に出かけたくなりました♡
遼一のことが大好きなのに、文章にするって本当に難しい(^▽^;)
ホントに相変わらずの自己満&駄文です。
そしてあくまで、私の遼一像ですので、苦手な方は華麗にスルー or バックでお願いします☆
申し訳ありませんが、苦情はなしでお願いします。
3月のある晴れた日、私の祖父の法事のため、遼一さんと日本へ帰国していた。
「遼一さん、締切り日と法事が重なってたせいで、前倒しで仕事をさせてしまってすいませんでした」
「いや、今回は思いのほか筆がのっていつもより早く終わったから気にしなくていい」
「本当にありがとうございました。両親も、遼一さんは仕事があるから無理しなくていいって言ってましたが、やっぱり一緒に帰ってきてくれてすごく嬉しそうでした。祖父もきっと喜んでると思います」
「礼なんかいい。ともの家族はオレにとっても大切な家族なんだから、一緒に帰国できて良かったわ」
遼一さんの言葉に胸が熱くなる。
私たちは法事を終え、久々に日本のマンショへ向かっていた。
「しかし、もう春だねぇ。日差しも温かくなってきたし、だいぶ日も長くなったな」
「この季節、祖父とよく梅を観に行きました」
「そうか、梅の季節か。なぁ、明日は夕方飛行機に乗るまで特に予定はなかったよな。一緒に花見にでも行かないか。お前が祖父様とよく行ったところにオレも行ってみたい」
「いいですね!ここのところ忙しくて2人でゆっくりできなかったので嬉しいです。明日も天気よさそうだし、お弁当でも作りますね」
「いや、今回はオレが作る」
「えっ?」
「オレが特製のサンドイッチを作るから楽しみにしてなさい。お前、オレのサンドイッチ食ったことなかったよな?昔、千早さんに教えてもらったマスタードソースが絶品でな。ノエルなんか1斤食べてたな」
「1斤??そんなに美味しいんですか!でも、遼一さん、仕事で疲れてるし、明日はゆっくり寝てください」
「オレは大丈夫だ。お前こそ、入稿前の忙しい時期で大変だっただろ。時差ボケもあるだろうし、ゆっくり休んでなさいよ」
「でも・・・」
「オレに任せなさいって。なによりお前にまだ礼もできてないしな」
「お礼?」
「何でもない。そうと決まれば、買い物へ行かないとな。あのソースには隠し味がいるからな」
遼一さんは嬉しそうに笑って私の手をとった。
翌朝、サンドイッチ作りを手伝おうと早めに起きたが、遼一さんはすでにキッチンにいた。
「おはようございます」
「もう起きたのか。もっとゆっくり寝てればいいのに。もうだいたい出来上がったぞ」
「うわぁ、美味しそうなサンドイッチ!すいません、全然手伝えなくて」
「今日はオレがやるって言ったでしょうが。それに、ともさん、ただでさえお疲れなのに、昨日も激しかったんだから仕方ないだろ」
「もう!誰のせいだと思ってるんですか」
わざと口を尖らせて抗議すると、突然ふわっと抱きしめられた。
そして
「オレのせい?」
と低く甘い声が耳元で響く。
こんなの反則だ。
遼一さんはいつだってそう。
こんなことをされたら私の思考は停止してしまうのに、余裕な笑みを浮かべてる遼一さんはずるい。
悔しいのだけど、同時に「大好きだ」という気持ちがこみ上げてきて、自分から遼一さんの首に手を回してキスをした。
行先は、私と祖父がよく行った有名な神社の横にある梅の庭園。
「オレが知らない時代のともを知りたい」と言って、庭園に向かう途中も、祖父との思い出話や昔のことをたくさん聞いてくれたことが嬉しかった。
庭園は今日は平日ということもあり、見物客も少なかったけれど、梅は満開で一番の見頃だった。
「梅のいい匂いがしますね」
「東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」
「菅原道真の歌ですね」
「あぁ。道真と言えば梅だよな。道真はこの花の匂いをこよなく愛していたそうだから。桜も美しいが桜には匂いがないからな」
「私は昔から梅より桜が好きなんですが、梅って偉いなって思うんですよ」
「梅が偉い?」
「まだ寒い日も多い中で、1番早く花を咲かせるでしょ?それも自己主張することなく、奥ゆかしく咲く姿が素敵だなぁって。キレイな梅の花を見てると、寒い中、よく頑張ったんだなぁって思えてくるんです」
「ハハ!なんだよ、『梅の頑張った感』っていうのは。でもお前らしくていいな。じゃあ、ますます梅はともさんみたいだねぇ」
「私みたい?」
「あぁ。オレは梅の優しい香りが好きなんだよ。この優しい香りに包まれてると、なんだか落ち着く。だからお前みたい」
そう言われて顔が一気に紅潮するのが分かった。
そんな私を見た遼一さんは
「なーに照れてんの。オレのヨメは可愛いねぇ」
と言って私の頭をぽんとなでる。
「だって、遼一さんが・・・」
と呟くと
「いやーたまには素直になるのもいいかと思ってね」
とにこにこしながら言う遼一さん。
その笑顔があまりにも優しくてドキドキしてしまう。
これ以上気持ちを見透かされないよう、遼一さんが作ってくれたサンドイッチを広げて食べる用意をすることにした。
「遼一さん、こんな美味しいサンドイッチは初めてですよ!!すごく美味しいです!」
「うまいだろ?千早さん直伝のマスタードソースのおかげだ」
「ノエルさんが1斤食べた気持ちわかりますよ。そうだ、私熱いコーヒー淹れてきたので飲みませんか」
「あぁ」
そう言ってサンドイッチを頬張りながら2人で熱いコーヒーをすする。
温かい風が梅の香りを乗せて心地よく鼻孔をくすぐる。
「2人で梅を観てコーヒーを飲むって、なんか老夫婦みたいだな」
「ふふ。ここのところ、ずっと忙しくてすれ違いだったので、ゆっくりできて嬉しいです」
「そうだな。こういうのも悪くない」
そう言って、遼一さんはゴロンと私の膝の上に寝転がった。
「オレが誰かのためにサンドイッチを作って、爺さんみたいにゆっくり梅を観る日が来るなんてねぇ。考えてもみなかったわ」
「初めて出会った頃は、まさかこんな日がくるなんて想像もしてませんでした」
「なぁ、とも」
「はい」
「色々ありがとな。お前が傍にいてくれてホントに良かったわ」
「遼一さん・・・」
「なんか、食ったら眠くなってきた」
そう言って目をつむる遼一さん。
遼一さんの一言で昨日言っていた「お礼」が何を意味していたのか分かった。
遼一さんは本当に眠ってしまったのか「すーすー」という寝息が聞こえてきた。
「廣瀬遼一」のこのあどけない寝顔を見られるのは世界で私だけの特権だ。
遼一さんの寝顔を見てると愛おしさがこみ上げてきて私は何度も彼の髪を梳いた。
本当は知っている。
押し問答になりそうだから言わなかったけれど、実は法事に合わせてだいぶ前から徹夜して頑張ってくれていたことを。
そして何より、2月15日、彼がどんな気持ちだったのかを。
どんなことがあっても、自分より他人を気遣う遼一さんは、私や千早さん、そして応援してくださった方々へ心配させまいとして、感謝の気持ちを伝えてくれた。
けれどそれが負担にならないよう、彼が選んだ短い言葉の中には、感謝の気持ちや期待に応えられなくて申し訳なかったという気持ちなど、色んな思いが詰まっていて・・・
「私が心配かけちゃいけない」って思てったのに、やっぱり結果が悔しくて堪え切れずに泣いてしまった私を遼一さんは優しく抱きしめてくれた。
遼一さんが一番苦しかったはずなのに、彼は一切そんなそぶりを見せることはなく、結局私が慰めれちゃったんだよね。
「あぁ、私はこんなに素敵な人と一緒にいられて本当に幸せだな」って再確認したあの日、
私は何があっても遼一さんの傍にいて、もっともっと彼を支えられる強い人になりたいって思ったんだっけ――
「遼一さん、愛してますよ」
あの日のことを思い出していたら、言わずにはいられなくなって思わずつぶやいた。
「あぁ、知ってる」
「え!?遼一さん起きてたんですか」
「さぁな」
「思ったんだけど、オレが好きな梅でもお前が好きな桜でも何でもいい。子供ができたら、お前がそうだったように、花見は家族の立派な行事にしようぜ」
「はい!」
私の大好きな人が私との未来予想図をしっかり思い描いてくれていることが嬉しくて、満面の笑みで答えた。
「2月か3月生まれなら梅子、4月生まれなら桜子。これで決まりだな」
「ああ、それからオレもだ…」
「何がですか?」
「愛してる」
そう言って、寝ていた身体を起こす遼一さん。
そして優しい香りに包まれなが私たちはキスをした―――
毎度毎度、遼一ファンの皆様、駄文で申し訳ありませんo(_ _*)o
遼一にサンドイッチを作ってもらって一緒に梅を観たかったんですが(膝枕は素敵ブロガーさんが私に言ってくださったアイディアをいただきました♡ありがとうございます♪)
どうしてもアワードのことを触れたかったんです。
「紫の上」ファンの私としては遼一に「梅」に例えられるのはいかがなものかと、だいぶ迷ったんですが、先週観に行った梅がだいぶ素敵だったので、まぁいいかーと思って書きましたwww
年々、梅が素敵だと思うようになってきたのも事実だけど☆
ホントに、駄文に最後までお付き合いくださって本当にありがとうございました!
ちなみに私は枝垂れ梅が好き♡

そしてこの話を書いてて、イケ学の梅さんに会いたくなった笑( ´艸`)
