※ざっくりレポ&感想文ですので、ネタバレしてます!
※ロングシリーズの自己満ブログですので、スルーしてもらって大丈夫ですw
 
 
『水底の花』発売記念イベント当日。私たちは久しぶりに、東京の街へ。
 
今回出版する銀座文筆社はよくベストセラーだから、どんなイベントになるか楽しみだと告げると、あまり期待しないほうがいいという。
 
自分も期待していないと言って、どこかうかない顔の遼一さん。
 
そのままいったん分かれて、編集部により、一仕事終えてイベント会場へ。
 
始まるまでの間、まだ読めていなかった『水底の花』を読み始めた。
 
そこに描かれていたのは『失ったもの』を忘れていく人間たちの物語。
 
ある女性は亡くした婚約者のことを。あるおじいちゃんは、先だった犬のことを・・・
 
彼らの日常は、表面的に見れば淡々と過ぎ去っていく。
 
それと裏腹に彼らの内面は複雑だった。それは傍目から見れば悲しい物語だったり、ほっとする物語だったり。
 
けれど、どれも最後は主人公にとっていい形に収まっていく・・・心が洗われるような話だった。
 
このイベントで遼一さんのこの本への想いをきっと聞けると楽しみにしていたのに・・・
 
なんだか遼一さんのファンの集いのようなイベントで、遼一さんが一言喋っただけでインタビューも終わってしまった。
 
そしてすぐにサイン会が始まり・・・
 
遼一さんが期待するなっていったのは、こういうことなのか、もやもやが止まらないまま見守った。
 
自分の気持ちを消化できないまま遼一さんと夕食へ。
 
『水底の花』を気に入ってくれたのに、どうして浮かない顔をしているのかと聞く遼一さん。
 
素直に、作品が本当に面白かったから今日のイベントが嫌だった涙ながらにと答える。
 
作品を書き上げたあと、不安になっていた遼一さんを見ているから余計に悔しい。
 
でも遼一は、マスコミは、分かりやすい記号を求めるから作家の考えてることなんかどうでもいいのだと言う。
 
自分の言いたいことは本の中で書き尽くしたし、純文学は大衆文学と違って売るのが大変だから、こういうやり方もあるのだと。
 
当事者の遼一さんに慰めてもらった自分をふがいなく思う。
 
「なんで、お前はそんなにオレのことで一生懸命になるのかねぇ」
 
それは遼一さんが好きだから・・・そう言うと、手を握ってくれた。
 
 
 
翌日、本屋で風子とランチタイムの待ち合わせをすることに。早く来て、遼一さんの本の熟れ具合をチェックする。
 
まずまずの売れ行きに満足していると、ふと隣の本の隣に「美しすぎる女流作家」と書かれたPOPが飾られている。
 
「西川舞子」それは、遼一さんと同じで銀座文筆社から出している今よく売れている作家の名前だった。
 
そこへ風子やってきてランチへ。風子にこれまでの経緯を話すと、
 
遼一さんは○○に出会って変わったから、純文学に転向したのはきっと、○○の影響だと思う。
 
きっと、自分の気持ちと向かう勇気をもらったんだと風子は言ってくれた。
 
きっといい方向に向かうから、二人を応援するから・・・と言って、お祝いのサプライズケーキを頼んでくれていた風子に胸がいっぱいになった。
 
風子からとのランチのあと、仕事をしていると理香子さんから電話が。
 
どうやら遼一さんのことで話したいことがある様子。
 
理香子さんが話したいことは新作についてのことだった。
 
「遼一がどうして忘却をテーマにしたか、聞いた?恥ずかしくて話さなかったのかしら。
○○さんと一緒にいると忘れたくない思い出がいっぱいできて困るって。
人間は忘れていく生き物だから、今『忘れたくない』と思ってる気持ちを言葉に残しておきたいって言ってたわ。
すごいのろけだと思わない?」
 
ただ、銀座文筆社から出してることが心配だという。
 
あそこは売上至上主義でどんな手でも使って本を売ろうとするからだと。
 
作家が女性の場合は、枕営業させることも厭わないのだとか。
 
でも、遼一が割り切ってやっているのなら、あなたがついていたら大丈夫だと思うから、遼一のことを見ててほしいと言ってくれた。
 
 
 
日本で過ごす最終日、遼一さんがお前の思い出の場所に行きたいと言ってくれた。
 
お前にとってのトクベツな場所を・・・と。
 
自分の大好きな人が、自分の過去を知ろうとしてくれてることに、胸が温かくなった。
 
 
次の日、色々な場所を回りながら最後に小学校にたどり着く。
 
どんな子供だったのかと聞かれ、普通の子供だったと答えると、
 
「オレなら、お前を見つけた瞬間からイジメるけどな」
 
「イジメ反対!」
 
「愛情の裏返しでしょうが。ちなみに、他の男がお前をイジメるのを見たら速攻、そいつをトイレ裏に連れていくけどな」
 
そしてしばらくして

「その頃の○○に会ってみたかったな。そのころにあっていたら、○○がオレの初恋の相手になってたかもしれないぜ?」
 
と言いつつ、初恋が実らないのは定石だから、そういう意味では初恋じゃなくて良かったと言ってくれる。
 
「まぁ、もし初恋が実るっていうんだったら、○○と小さな頃から出会えてたらよかったな」
 
「もしお前が振り向かなかったとしても、振り向かせるけどな」
 
そんな話をしていると、聞き覚えのある声に声をかけられた。
 
その声の主はお母さんで、家に寄るように言ってくれたのだった―――
 
       
                                                                                                             
 
せっかく、意を決して、純文学に転向したのに、出版社のやりかたにモヤモヤする。
 
その会社、会社によってやり方は違うと思うし、売れてなんぼの世界なのはわかるけど・・・
 
うーん、私的にこの話の続きを知ってるだけに、この時点から気に入らない。
 
今回、割愛したけど、遼一さん、たいがい疲れてしまってるから・・・すっごく繊細な人だけにこういうの勘弁してほしい・・・

でも、自分のように泣いたり怒ったりしてくれるヒロインにホントに救われてるんだと思う。
 
もうね、何が嬉しいって今までにも何回もあったけど、理香子さんにヒロインのことをのろける遼一が愛おしくてたまらない。
 
自分との思い出を忘れたくなくて、今回の話を書いたなんて、どんだけ愛されてるの??
 
もう、幸せすぎて涙がでそうになった。本当に繊細な遼一の支えになってるんだなぁって思う。
 
それは傍からみてたら、カジノメンバーも理香子さんも、風子もみんなわかるんだろうね。
 
風子は、2人が付き合う前、遼一さんがヒロインに痛いところを突かれて、大人げなく怒ったエピソードとかも知ってるしね笑。
 
この2人は本当にみんなに愛さされて支えられてるのがわかる。
 
小学校での話は、もう微笑ましくて・・・

前回も書いたけど、 最近の遼一さん、いじめになってないからw
 
って、トイレ裏連れていくってwww
 
純愛なんか縁がないって本編で言ってた遼一さんが、初恋が実るなら、ヒロインが初恋でもよかったって・・・
 
もう、言葉になりません。もうね、何回昇天したらいいの、わたし・・・って思ったよw
 
最後まで体もつか心配だった笑。
 
やっと半分近くまで来たよ。次はもっと端折るよw

 
ついに、西川舞子がキターーーーーーーーーーーーー!!