ブログを始めた7ヶ月前、アジアの国がとても身近だという街の声に期待を膨らませ、旅行に沢山行くつもりでカテゴリに「旅行」を作った。
未だ“0”。
旅行に行きたい病は日に日に大きくなるばかり。
ハワイ、南仏、南伊、バルセロナ、パリ、トルコ、モロッコ、タイ、台湾、中国(ってここも中国か)の特に九塞溝と黄龍、、、いければどこへでも行くき満々!!
うむ、それでも旅行はタイミングと行動力。こればっかりは仕方あるまい。
しばらく行けないようなら、思い出に浸ってみよう。
ということで。
じゃじゃん。
私の初にして唯一の、あの「一人旅の記録」、を綴ってみたいと思います。
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あれは、新卒で入社した会社を4年半(今思えば短いなぁ、あの時は長く感じた)勤め上げた、ある夏の日。
なにかやりたいって気持ちに、素直に答えた結果、
『自転車で旅に出よう』
ってことになった。
なんとなく、自転車のゆる~い速度がすき。
なんとなく、日本を再発見してみたい。
なんとなく、夏だし海沿いがいい。
だったら王道、東海道の旅。
目指すは京都だ。
みたいな、軽い気持ち。
どきどきや不安な心境もあったけれど、それより「今っきゃない」みたいな気持ちと楽しみワクワクの方が大きかった。
こうして 『 はじめての女一人自転車の旅 ~東海道を行く~ 』 が始まったのです。
こんな旅を、思いついた背景、それは私の親戚に変わった人が多いからかもしれない。
一人は、山登り好きが高じて、南極探検隊になったことがある。
また一人は、海好きで、釣りの本を書いたりしている。全然売れてないけど。
そして私の父親は、大学生の頃、歩いて北海道から日本縦断しようと秋田まで行ったところで、台風に遭い、高熱を出し、トラックに乗っかって帰ってきてしまった。っていう、なんともかっこいいやら切ないやら、な旅の経験者。。。
そんな父は私が中学生の夏、この野望を何とか叶えたかったらしく、私と二人で再度計画したが、母親の猛烈な反対によりあえなく撃沈。
こういったことが私の心の片隅にあって、行く気に拍車がかかったんだと思う。
実際、地図を広げてみた。
日本には沢山の峠がある。東海道にも、箱根の山に、鈴鹿峠。おお、これは、おなごひとりには厳しいのう。
東海道って何km位?そうか、約500kmか・・・
さすがに53この宿場町を制覇するのも大変・・・
旅の道連れ候補は何人かいなくもなかったが、急すぎるし、突拍子もなさ過ぎるし、で期待できない。
早くも脱落か?いやいや。
だったら、私が走れそうなところだけ、自転車に乗ればいいんだ。
そしたら気がかりの、一人宿泊も減るし。一石二鳥。
そうと決まれば自転車を買おう。
走れるところだけ 自転車 =(ということは) その他は手っ取り早く 電車 ∴(故に) コンパクトな折りたたみ自転車
荷台が付いていて、変速付きで、オレンジ色のかわいい相方に運命を感じ、なけなしの退職金で手に入れました。
さて、お次は旅の計画。
いくら「なんとなく」といったって、初めての一人旅。女の子だし。親にも安心してて貰いたいし行き当たりばったりって訳には行かない。
たまたま見つけた
っていう本を買ってみたところ、見所や宿泊情報が載っていてとっても面白い。
インターネットでの情報もプラスして旅のイメージもどんどん膨らんでいきました。
そこで考えたいくつかの決まりごとと予定。
≪決めごと≫
・自転車に乗るのは一日40km位
(以前千葉から東京まで自転車で行った時、この位が私の疲れる限界かなと。マラソンも42,195kmだし。)
・できるだけ旧東海道を走る
(現1号線は交通量が多そう。特にトラック。しかも景色が単調かもと予測。)
・宿泊するところはあらかじめ決めておく
(本とインターネットで自転車使用分+峠(電車)をイメージして、あらかじめ電話で予約)
・無理はしない
(これ大事)
踏まえて、
≪予定≫
1日目:日本橋 (東京都) ~約190km移動うち自転車40km~ 丸子 (静岡県) 泊
2日目:丸子 (静岡県) ~ 約95km移動うち自転車40km~ 浜名湖 (静岡県) 泊
3日目:浜名湖 (静岡県) ~約200km移動うち自転車30km~ 甲賀 (滋賀県) 泊
4日目:甲賀 (滋賀県) ~ 約55km移動うち自転車25km~ 京都三条大橋 三千院泊
5日目:京都散策
となりました。
さぁ、いよいよ出発~!!
次回は旅の行程を辿ります。
