ホントにホントに、思いつき&思いこみで始めてしまった中国語。後悔。
NYUの初心者向けクラスに参加してみたものの・・・・・。
のんびりやろうってもくろみに反して、先生はスパルタ先生。
生徒達は、(アメリカ人にそうたくさんいないはずの)熱血野郎ばっかりだった。
今回のクラスは、圧倒的に20代の男子が多い。
銀行員、新聞記者、エンジニア、デザイナー、建築家。
みんな、一刻も早く中国語の基礎を学んで、研修に行くとか、駐在に行くとか、中国ビジネスの担当になるとか、目標があって・・・・本当に熱心なの。
スペイン語のクラスでも感じたのだけど、今のアメリカの若手たち、外国への関心がずいぶん高くなってるんじゃないだろうか。
NYUの講座も、アラビア語や中国語の講座を中心に、クラスは増える一方だし。
学校近くのスタバでも、漢字を書いたり、勉強してる人を見かける。
(アメリカ至上主義で、思いきりドメスティックな、これまでの世代と比べて、なんだけど。)
さて。
クラスで、イタリア系のエンジニア男子が1人いる。
彼も全く初心者なのだけど・・・・・このヒトの語学センスに、感動し、目が離せないこの頃です。
授業で、先生が、初めてのフレーズを言うでしょ?
「Jiuyue shier hao shi xingqiji?」(9月12日は何曜日ですか?)
「Shi xingqisi」(木曜日です)
彼は、1回で音をとらえて、覚えて、リピートしちゃう。
初めは、予習の成果かと思ってたのだけど、いやいや、これは、彼の絶対音感。
毎回の彼を見てると、耳と口で、ぐんぐんマスターしていくのが分かる。
「音楽が大好きで、すぐ覚えちゃう。」そう。
ああ、これが語学のセンスだなあ、と。脱帽。
ヒアリングと、スピーキング。これは、本当にセンスが必要だと思う。
こうして、天才的なスゴイ人を目の当たりにすると、ああ。。。。って途方に暮れちゃうんだけどね。
先週からは、漢字の書き取りも始まった。
四角いマスを自分でたくさん作って、その中で漢字を何度も何度も書いてる、彼のノートを見た。
絶対音感の大事な語学センスに加えて、この努力。
彼は、これからダントツで突っ走っていくのだろうな。
そんな彼をみながら、語学のハードルをとても感じるこの頃。
ちなみに、アメリカは中国語で、美國。(メイゴー)
「中国は、世界の真ん中で、中國、アメリカは、美しい国で、美國。なんだよー」と先生。
そ、そうなんだ。。。。。