そんなに広くないプリンス・エドワード島。
キャベンディッシュから、車で30分程度で、州都シャーロットタウンに着きます。
今回、この地域をぷらぷらしてると、カナダでのイギリス vs. フランスの覇権争いが、どれだけ壮絶だったか、実感させられます。今回の、プリンス・エドワード島、ノバ・スコティア州は、イギリス色が濃く残っている場所。
シャーロットタウンは、1763年にイギリスが、カナダの覇権を奪った際に、イギリス国王ジョージ3世の妃の名前をそのままとって名付けられた町。
1864年に、イギリス系植民地から代表者が集まり、「カナダ連邦」成立に向けた話し合いが行われた、カナダ連邦発祥の地としても有名なのだそうです。
カナダ連邦成立は、1867年・・・・まだ、建国から141年です。
これが、州議会堂。アイザック・スミスという建築家によって1847年に建てられた歴史的建築物なのだそう。
シャーロットタウンは、その他には、観光名所は少なく、赤毛のアンのミュージカルを上演している、コンフェデレーション・センターがあるくらい。
でも。
街並みは、古いイギリスのビクトリア朝の建物が並び、散策していて楽しいです。
プリンス・エドワード島の名産は、ロブスター、ムール貝、カキなのだそうで・・・。
今回は、ロブスターの名所レストランに挑戦。
20 Prince Street, Charlottetown
あまりにも観光本に載っているので・・・・実はあまり期待していなかったのですが。
結論から言うと、大変美味しかったです。
決して、凝った料理ではなく、素朴な味。(こちらも、敢えて凝った料理は避けてオーダーしましたけど)素材の味が抜群にいいので、素直に舌もお腹も喜ぶ感じ。
クラムチャウダー。クラムはちょっとで、野菜やお魚もごろごろ。いい味出てます。
一緒に出てくる、ビスケットも焼き立てで美味しいー。
そして、ロブスター。蒸したものを、そのままドン。
身が引き締まってて・・・・たぶん、これまで食べたロブスターの中で一番美味かったかも。(注:私は、甲殻類には疎い方です。)
付け合わせも、ジャガイモ蒸し、ニンジン、黄いんげん、といたってシンプル。なにも付けなくても、野菜自体にしっかり味が。
売店も併設。
この土地で捕れたロブスターが、1ポンド(450g) 13.5ドル!
ちなみに、ロブスターって・・・・何歳か判別する方法がまだ分かってない、謎なのだそうです。若いロブスターとか、熟成ロブスターとか、いつか判別できる日が来るのでしょうか。
ここまで来たら、すべて土地のものを、と、ビールもワインも、プリンス・エドワード産のものに挑戦。
んー、素朴な味。ワインは、ちょっと甘め。1,2か所、ワイナリーがあるそうですよん。
この日は、シャーロットタウンに宿泊。口コミサイトで評判のよかった宿に。
200 Pownal Street, Charlottetown
Wifiも飛んでて、旦那氏も仕事できたみたいだし、私の方は、大きなお風呂にご機嫌でした。(日本への一時帰国以来、初風呂。)
かなり居心地の良いホテル。ここはおすすめ。
どうやら、併設のレストランは、「カナダ100選」に選ばれたくらいの由緒ある名店なのだとか。宿泊客以外のお客さんもたくさんで、込み合ってました。(行けなかった。)
束の間のプリンス・エドワード島滞在。(実に16時間程度。)
また、ハリファックスへ戻ります。。。。