パン講座も、今日は3日目。
今日は、Challah(シャラー)というJewishのパン、Pain Boudelaisという、Whole Wheat(全粒粉)やライ麦たくさんのパン。それから、クロワッサンとブリオッシュの下ごしらえ。
まずは、Challahです。日本では見かけないけど、NYのパン屋さんは普通に売ってるこのパン。Jewishの人々は、金曜日の夕食時に、このパンに布をかぶせて祈りをささげるのだそうです。
パンの生地は、ブリオッシュに似てるリッチ系パン。卵たっぷり。砂糖とハチミツも。そして、ブリオッシュではバターを使うのに対して、オイルを入れる。
1チームで作る分量が、小麦粉2.5キロ。これに対して、全卵 9個+卵黄14個を加えるのですから・・・・これはリッチ。
分量を混ぜて、発酵させて、150gずつの塊に分けて、少し休ませた後・・・。
全て、1フィート(30cm)の長さの棒状に、くるくる伸ばします。
2本の生地を、くるくる巻いて、まずは基本形。うんうん、これなら出来そうだ。
その後、3本使うバージョン、4本使う難しいバージョンを立て続けに、デモンストレーション。
4本は、こんな風に、先端をくっつけて・・・
編み編み、していく。ノートをとるにも、なかなかうまく書けない・・・・・
4本使うと、ほら、こんな風に、お店で売ってるシャラーっぽくなります。
各自、一生懸命編み編み。
一緒のチームのDさんと私は、意外にも、うまく編めてしまって、ちょっとご機嫌。仕上げに、卵を表面に塗りながら・・・・記念写真をパチリ。
さらに、発酵させて、オーブンでゆっくり焼いて、出来上がり。
さて、次は、Pan Bordelais。Whole Wheatを使ってると、健康的な感じがする・・・ようで、メンバーの関心も並々ならぬものがあります。日本の玄米ブームみたいなものかな。
通常の小麦粉を減らし、その分、全粒粉とライ麦をごっそり入れて、手触りもごわごわのパン生地。
これを、かごの中でゆっくり発酵させて、焼く直前に、専用のかみそりで表面をカット(「Scoring」といいます。)。
カットの深さ、角度も、パンへの加熱具合を決める重要なファクター。
先生の腕と説明に、みんなでほれぼれ。プロの熟練というものには、つくづく頭が下がります。
焼き上がり、でし。
そして、最後にクロワッサンの下準備へ。
パン生地をしっかり発酵させたものに、バターをぴっしり包んで。
伸ばして伸ばして、さらに折り込む。
生地を休ませる暇もなく、折っては伸ばし、折っては伸ばし。
(フランス人の先生に習ったときには、もっと丁寧に進めてた・・・・このせっかちさは、合理的なアメリカ人らしい??)
最後は、生地を三角形にカットして・・・。
くるくると巻いて、クロワッサンの形にして、さらに発酵させる。
これ、先生の作ったクロワッサン・・・先生、こんな雑~でいいの??(フランス人が見たら、怒るんじゃなあい??)
今晩は、お世話になってるエリート銀行員のマメダさん、近所のM子のところに寄って、大量のパンを引き取ってもらい、帰宅。
PS
今日のマカナイ。サラダに、ラザニア。そして、タマネギとりんごをシナモン風味で煮込んだもの。シナモンの強い、タマネギ&りんごは、ちょっと私には・・・だったけど。
クラスの皆は「美味しい!・・・なんで残してんの?」だって。食文化の違いか?