アメリカで習うフランス・パン作り 2日目  | My Diary @ New York

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2007年5月~2009年6月までNYで過ごした私の気ままな日記ブログ。

French Culinary Instituteの「Artisanal Bread Baking」2日目です。

今日も17時に集合。ぎりぎりに行ったら、すでに全員揃ってました。みんな、やる気なんだーためいき


今日は、生まれて初めてのベーグル作り。

先生曰く、「NYは世界で最もベーグルの旨い街だ」。はい、それはそうでしょう・・・スーパーでもどこでもマスト・アイテムだもんね。

さらに、メンバー達のエキサイトぶりを見ると、いかに彼らがベーグル好きかよく分かります。


配合も工程も、かなり新鮮。

モチモチ感を出す為に、グルテン率の高い小麦粉を使ったり、モルト(ビール酵母)を加えたり。

そして、冷蔵庫でゆっくりゆっくり発酵させる。一晩冷やしながら発酵。


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そして・・・・・これはびっくり。沸騰したお湯で、30秒ほどゆでる。この間に、イーストがさらに発酵。ふっくら。


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それを氷水にくぐらせ、冷やしてから、セサミや、砂糖、ナッツなどをまぶし、鉄板に並べ、オーブンで焼く。


ちなみに、作業は3人一組で進めます。

我がチームメイト。嬉しそうにベーグルゆでるA氏。オペラハウスのデザインなどを手がける、Artistなのだそうです。


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食のスタイリスト、Dさん。かなり楽しそうにベーグルを鉄板に並べる。


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その他、今日は、バゲットを、なんと80本も作りました。

4種類の異なった配合、工程で作ってみて、味や見た目、テクスチャーなど比較しようとというもの。


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配合、作り方次第で、こんなにキメが違ってきます。色も、白っぽくなるもの、小麦粉本来の色が残るもの。さまざま。


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さて、どれがおいしい??と、味や香りの研究に入る。どれも一長一短。

見て、さわって、匂いをかいで、噛んで、食べて。(こういうマジメな授業とは思ってなかったのだけど。)


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その他、パン・ド・ミーという、食パンのようなパンも作り、これが今日の収穫。


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今日も、解散は23:15。


帰りに、パン好きなN美の家に寄って、いくつか引き取ってもらい、その他は、旦那氏の職場へ持って行ってもらい、今日の大量のパンも、無事に消化することができました。


PS

今日のマカナイ食。バルサミコ味のロースト・チキン、ラムの煮込み、ポテトグラタン&サラダなり。見た目はイマイチだけど、味は旨いっ。さすが、プロ養成学校ですねー。


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