New Yorkのユニオン・スクエアの近くに、「RUGBY」というお店があります。
NY大学や、New School Universityといった、流行に敏感な若者の集う街の中心にある、このお店。
これ、ラルフローレンの新ブランド。ラルフの弟・妹分です。
99 University Place, New York
何も知らずに、たまたま見つけて、ふらりと入ったのですが、「あ、これは、きっとラルフ一家だ!」と分かるような、商品ラインナップ。ロゴは、「RUGBY」なんですけどね。
その名のとおり、ラガーシャツのラインナップは、男女共に豊富。
ポロシャツもたくさんだけど、全て、ドクロマーク。
価格も、ラルフよりも、「カワイイ値段」なので、思わずいろんなものに手が出てしまいます。。。。
カジュアルモノがおおいので、、現在ぷー太郎中の私には、嬉しいお店だったりする。ジーンズも、$100以下。「RUGBY By Ralph Lauren」ってロゴが、ミーハーにとって嬉しい
たまたま、NY大学の講座で、ラルフのマーケティングで働く男性が一緒だったので、聞いてみました。
16-25歳をターゲットに立ち上げた、戦略的なブランドなのだそうです。いわゆる、「Gen Y」向けですなー。2004年設立ですから、まだ歴史は浅い。
Webサイト見ると、年齢層を意識した手法がここそこに。
年齢層に応じたマーケティング戦略や、ブランドロイヤリティを育てていく戦略など、ブランド戦略の最新のセオリーをもろに取り入れたやり方だなあと、感心してしまいます。
ここからは、余談です。(たまたま、マーケティングの授業で話題になった話。)
アメリカの人口構成は、割と健全で、各世代がバランスよく存在してる。
これ(↓)、年齢別の人口。2006年のデータ。
上から、0-9歳、10-19歳、と続き、一番下は、90歳以上。男性-青、女性-赤。
Baby Boomer世代(1945年~1965年生まれ)が含まれる、40代が一番多いですが、その後の世代も、結構、バランスいい。
各社、衣料品のブランドが、Baby-Kids-若者へ、ラインナップの拡大だけではなく、新ブランドを投入しているのは理解できるし、そういう若い世代からアプローチして、ブランドロイヤリティを育てていくのは、大事なことだろうなあと思い、各社の動向に注目。です。
超余談ですが、アメリカの国勢調査(CENSUS)のHP 、アメリカって国をもっと知りたい方には、オススメです。(「マーケティングにかかわってるなら、知ってるのが常識」と、先生方も言ってました。)
話を戻すと、この「RUGBY」、知る人ぞ知るブランドで、日本から買出しに売る人も多いそうです。日本に店舗が出る日が楽しみですねー。