栄養バランスのよい食事をいただいて、健康的な食生活につなげることがとても大切だ考えている
管理栄養士・調理師 とものうようこ です
生まれた時から食物アレルギーだった息子を育てることで人間の体は食べ物でできていると実感し、食に関する仕事に従事すると決めてから約25年になります。
今日ご紹介する献立は
手作りハンバーグ
を主菜にした献立です
手作りハンバーグ献立はこちら↓
牛肉、豚肉、鶏肉、豆腐を使用した
手作りハンバーグ
とても美味しく仕上がりました
では、手作りハンバーグ献立の
栄養バランスを確認します
手作りハンバーグ献立は
・主食→麦ご飯(精白米、押し麦)
・主菜→手作りハンバーグ(牛肉、豚肉、鶏肉、
木綿豆腐、玉ねぎ、鶏卵、サニーレタス、
赤玉ねぎ、貝割れ、ブロッコリー、ミニトマト)
・副菜→鶏肉と大豆のひじき煮
(鶏肉、大豆、ひじき、人参、ぶなしめじ)
・副菜→キムチ納豆(ひきわり納豆、キムチ)
・汁物→味噌汁(南瓜、椎茸、わかめ、根深ねぎ)
です
まず、献立を立てる際に意識することは、次の①と②です。
①一汁三菜を目指します。
②いつも献立を決める際に、穀類、いも類、
豆類、野菜類、魚介類や肉類、きのこ類、
卵類、藻類、乳類、種実類、果実類等の
様々な食品を一回の食事や一日の食事で
摂取できるように意識します。
そうすることで栄養バランスのよい食事に近づけます
使用した食材を食品の分類に振り分けると
・穀類→精白米、押し麦
・肉類→牛肉、豚肉、鶏肉
・卵類→鶏卵
・豆類→木綿豆腐、ひきわり納豆、大豆
・野菜類→玉ねぎ、サニーレタス、赤玉ねぎ、
貝割れ、ブロッコリー、ミニトマト、人参、
南瓜、根深ねぎ
・きのこ類→ぶなしめじ、椎茸
・藻類→わかめ、ひじき
です
そして③~⑤を意識することで
さらにバランスのよい食事に近づきます。
③食事で使用していない食品
(魚類、いも類、種実類、乳類、果実類など)
や摂取量が少ない食品は
栄養バランスをよくするために
次の食事や間食等でいただくよう
心がけます。
④塩分の摂りすぎ予防のために味付けは
薄味にして、エネルギー量(カロリー)の
摂りすぎにならないよう油脂の使用も
少量にします。
⑤1日の野菜摂取量は350g以上を目標と
します。
①~⑤を意識して日々の食事を作り
健康的な食生活につなげたいですね
本日の豆知識
今日は副菜のキムチ納豆に使用した
ひきわり納豆(生)100 gの
栄養成分値についてお伝えします
エネルギー 185.0 kcal
たんぱく質 16.6 g
脂質 10.0 g
炭水化物 10.5 g
食物繊維 5.9 g
食塩相当量 0.0 g
蒸し大豆に納豆菌をつけ発酵させた食品
である納豆には、たんぱく質、食物繊維、
脂質、炭水化物、ビタミンB₁等の栄養素が
豊富に含まれています。
また、骨形成作用をもつビタミンK₂も
多く含まれています。
日々の食事で納豆をいただき、
バランスのとれた食事を心がけ、
健康的な食生活につなげたいですね
最後までお読みいただきまして
参考文献:ビジュアル食品成分表 大修館書店