取引の際、あの会社は○○やってるというのは会社を選択する上で重要な要素だと思います。
1ヶ月前は○○、先週は○○、今週は○○と言ってることがコロコロ変わると軸足ないなと思うわけですが、会社ではあまり見ませんが、個人は結構多いような気がします。
海外が絡むと意外とこういう余計な要素がチラチラ出てきます。
弊社にも日々企業様からご相談を頂いておりますが、一番多いのはどんなところと付き合えば良いか、この企業は実際に現地で稼働しているのかという相談です。
日本にいれば当たり前の選択判断基準、「現地法人持って、オフィス構えて、社員雇って事業を稼働している会社」が最低条件になるわけです。
ただ、中国はよく分からない法人を持たないブローカーみたいな個人も増えてきているようで、進出される企業も、ここの判断が海外というだけで大きくブレてしまい判断を誤るケースが多いようです。
6年経験して思いますが、中国は特に当事者同士で仕事をすべき地だと思います。
人間関係も重要ですが、あるに越したことはないけど、それをウリにしてる会社(個人含め)は近寄るべきでは無いと思います。
法人が行う事業には事業計画があり、先行投資があり、固定費、変動費、税金があり、他にも色々と数字が動くわけです。
その軸がありきの人間関係なわけで、人間関係だけでうまくいくなら誰でもうまく行ってるわけです。
話をしていて、この辺りの数字を理解し、経験しているかは重要な判断基準かと思います。
故に当事者同士の当事者意識と実行力が重要だと思います。
「人・物・金」のどれを出すのですか?
これらに関わらなければ当事者ではありませんので、ほぼ無意味なわけです。
むしろ、こういう会社や個人は遠ざけるべきだと思います。
中国って難しい市場だと思いますが、当事者意識持って、当事者意識ある会社に出会う事が出来れば、チャンスを狙える市場だと思います。
皆が狙う市場となった今だからこそ、慎重に動くことも大切かと思います。
日々、変化がある中国ではありますが、自分自身も「人・物・金」を投資して会社を経営していますので、まだまだ踏ん張って軸足ブラさずに、情熱もった日本企業様のご支援をしていければと思っております。