本日は中国での投資のお話を。

 

新年早々にサーキットブレーカーが停止され、

今年もいい意味でも、悪い意味でも……

話題になる事は間違いありません。

 

中国は株式市場が不安定。

投資には不向き。

 

と、日本人含め、外国人は見ていますが、

当の中国人はどうなんでしょう?

 

という事で、ニュースに出てくる投資家、

などは置いておき、一般中国人の投資意欲について。

 

不動産、株、投資信託あたりが、

三大投資として中国人には定着しています。

 

そこで、ちょっと注目したいのが投資信託。

やっていない人はいない、というくらいフツーです。

 

別名:理財商品

 

コレがちょっとした面白さで、

アリババグループの支付宝、京東グループなど、

大手ECに関連したバーチャルマネーのサービスとして、

ごくごくフツーに展開されています。

 

日本ではNISAが最近話題になりましたが、

それがAppなどでいとも簡単に少額でできてしまう、

とイメージいただければ、分かりやすいかと。

 


 

上のキャプチャが支付宝の理財メニュー。

ほんとに少額からスタートできます。

100元(=約2000円)から投資できるので、

中国人であれば、誰でもスグにできますね。

 




 え!銀行の10倍も利息が付くの!

だったら……と考えてしまうのも納得です。

 



 実は香港、マカオを含む、

中国大陸の戸籍がないと投資できません。

もちろん日本人を含む外国人には投資不可。

日本に比べれて、かなり条件が良いので、

ぜひとも挑戦したいところではあるんですが。

 



コチラは京東の理財メニュー。

サービスが変わっても外国人は使用不可です。


 



上段上から2番目は15日の定期で平均利回り5.6%!

10万円が10560円に!なんとも羨ましい。

 

たとえば100万円投資しておけば、1年で56000円の利息。

そうなると、本体のECで買い物する時にも当然使えるので、

利息でお買い物なんて、夢みたいな事もできます。

 

食事中や電車待ち、昼休み、という、

ちょっと空いた時間で気軽に投資。

 

そんな気軽さから……

中国では“ちょい投資”が人気なんです。

日本のそれとは、ちょっと違うスタイルですね。

 

もちろん、金額が大きい理財商品も人気で、

街中を歩いていても、コンビニ並みに見掛けるのが、

理財商品を扱う、会社だったりします。

 

まだまだ中国では投資意欲が高い、というのが、

上海に住んで、見て聞いた、実感です。