ある新規開拓のスタッフは、午前中にひたすらにテレアポを行い、午後は外に商談に行き、帰社後にまたテレアポを行う事をルーチンとし、商談の確度が上がってきたら、営業スタッフと一緒に商談に向かう事をしています。
まるで職人のように、黙々と文句を言わずに行っている姿を見ると感心してしまいます。
なぜこのような事が分かるかというと、毎日提出される日報で、各スタッフの業務状況を把握しています。
私は、最近特にこの「日報」を注視しています。
全てのスタッフと毎日会話したりコミュニケーションを取れるわけでは無いので、この「日報」が唯一のコミュニケーション手段の時もあります。
朝、行動予定を提出し、帰社後に日報を出して帰るのが私の会社のルールです。
人によって日報の書き方や内容は違いますが、現場であがってきた要望や、会社への意見などを入れてくれるので、その日報をもとにすぐに改善対応をするようにしています。
江戸時代で言う「目安箱」的な役割もしており、一日の業務報告と共にまとめて報告をするようにしてもらっています。
「○○の資料を改善してほしい」「箱を変えてほしい」「営業方法を○○に変えてはどうか」などなど。
私自身も、その意見をもとに検討して、フィードバックをするようにします。
さらには、営業スタッフは常に成果が出るわけではないので、この日報をもとに評価をするようにしています。
成果に結びつかなくても、会社の為に尽力してくれていたり、私をサポートしてくれたり、事業の推進に全力で協力してくれていたりする内容は特にピックアップして評価をします。
「日報」は、とても有効なものであると考えてますが、どこからでも報告が出来るとより効率が良いので、そのあたりのデジタル化は少し検討する必要がありそうです。
そんなサービスあるけど、少し費用が高いなと検討を重ねています。。