僕と銀杏BOYZ


東京でのライブの合間をぬって銀杏BOYZのライブを観てきた。

つくづく音楽というものは想い出補正強すぎてもうどうしようもない。

銀杏BOYZ、前進のGOING STEADYの頃からの熱狂的ファンだった僕からすれば、
この実質活動停止していた間もずっとずっと待っていたし、峯田さんがまだ一人になってもその旗をおろさずにやってることに勇気に近い何かをもらっていた。
東北ツアーから5年、全国ツアーは8年ぶり??
って感じで会場は満杯。

ライブは凄く良かった。ステージの峯田さんは変わらないオーラだった。ゴイステ時代のリメイクもあり、佳代も歌ってくれた。
僕の青春そのものだったといっても過言ではない銀杏のライブはまるで自分を見てるようで恥ずかしいような、ソワソワするような、懐かしいような、そんな感じがした。気づけば涙が溢れてた。

僕の、いやあの頃の、冴えない男達、僕達の青春を彩った曲の数々が淡々と演奏されていく。
一曲、一曲がまるで線香花火のような淡い、弱々しい感じでシュッと消えるような終わり方で僕の前から消えていった。あっと言う間だった。

いつだったかのインタビューで峯田さんが言ってた、『青春は終わったんだ、これからは新しい形で・』的な事。

その日やらなかったけれど、青春時代という名曲がある。


そして僕は助走をつけた
惜しくもロングシュートは外れた
そしてその瞬間に いつの間にか僕は大人になったんだ



例えるなら今こんな気持ちだ。

上手く言葉にできないけど。



僕も今年で30歳になる。ずっとずっと僕と一緒に青春を共にしてくれた銀杏BOYZにありがとうと言いたい。
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