今日は3月中旬の陽気です、お洗濯…
お天気おねーさん公認の素敵な日曜日、たぶん最後になるであろう単位修得試験を受けに行く。
といっても、卒業するのに必要な単位は満たしているはずで、まだたぶん送られてくるであろう卒業認定の通知が来てはいないから、保険にもっと単位を取っておこうと、記念受験的に試験を受けに行った。
それにせっかくレポートを提出し評価をもらったのだから、単位を満たしていようが試験は受けたい。
なんだか大学の最寄り駅にも、もう最後だなぁと思って感慨深げだ。
駅から大学へ向かう外濠の池には、水鳥が数羽泳ぎ、水面を照らす陽の光も相まって、夏のバカンスの風景を想像させた。
時刻は10時を回り、試験開始予定の20分には間に合う速度で向かう。
なんだかんだで4年、試験やスクーリングを受けに通った道程だ、遅刻もあったし早すぎてお茶したこともある、3カ所ある信号の変わるタイミングも自然と速度を合わしている気がする。
雲一つない空を見上げ、立ち止まって背伸びをした時、すっかり試験を受けに来た目的を忘れ、このまま街を探索したい気分の駆られた。
いやいやダメだダメだ、ろくすっぽ勉強せずに試験を受けに来たのはわかっている、それでもなんとなくわかっているはずだと、自分に言い聞かせて受けに来た試験じゃないか、それに最後のはずじゃないか~。
ハッと我に返り、5分前に席に着き、開始と同時に試験問題を開いた。
あー街へ出かけるの正解だった-。
野球部最後の思い出にと、大差の試合に9回代打で立ったような、せめて失し報いようとセーフティバントで一塁へヘッドスライディングをする。
できた手応えが全くない試験、審判にゲームセットを告げられ、ホームベースへ整列しに向かう。
本当に卒業の条件を満たしているのだろうか、有終の美を飾れなかったその先に、不安だけが頭をもたげる。
試験会場である大学を出ると、ため息の中に、それでも最後?の試験で、ここに来ることもないかもしれないと、自然と終わった感がこみ上げてきた。
それと同時に、これ終わりじゃなきゃ来年もだーねと、まあダメでもいいかと気分にもなった。
とりあえず来るかどうかもわからない卒業の通知を悶々と待つことにしよう。