まあ、自分への戒めとしても。
何度でも書いている。
4月になって、新しいこと、
簿記の勉強を始めている人も多い。
気軽に手を出せるだけに、
意味がわかると、本当に怖いものを扱ってるなと、
自覚するようになると思う。
一応私は、日商簿記の資格と全経の簿記資格を持っている。
日商簿記にしても、全経にしても思うけど、
下位の級から会計原則と会計基準を意識させるような
出題に変えた方がいいのではないかと思う。
会計処理は、単純に借方と貸方に勘定科目を
入れていくものではない。
法人個人問わず、会計基準が必ずしも適用される
ものではないが、財務会計の制度を守る意味では、
それには否定的になる。
下位の級においては、会計処理が、仕訳ができるように
なることに主眼がおかれている気があるので、会計原則や
基準に対する意識が希薄になる。
これがどういう問題を生じさせるかというと、
会計処理が原則や基準を根拠に行われるものということが、
欠けていく。
法規に準じた処理が、適正な会計報告や、開示に直結する
という意識が欠けると会計処理というものではなくなってしまう。
そういう点で処理の根拠を確認するということが大切に
なる。
今、税法の学習を強化したり、興味で色々と判例を読んでる
ので、この事を強く意識し、自分の甘さも含めて、
物凄くうちひしがれている。
なので、会計は、法規に直結するという認識を
持っておく必要があることを確認してほしい。