敗北があれば勝利がある。

 

 勝利の分析は重要であるが、敗北の価値はダイヤの原石である。

 

 カッコよく言ってみた☆

 

 

 勝利はたったの3回・・・

 

 一つは必然

 

 一つは必然+産物

 

 一つは悲願

 

 

 150回日商3級・・・ 確か89点 ○

 160回日商2級・・・ 100点  ○

 205回全経上級・・・ 313点  ○

 

 

 3級は徹底した基礎演習と過去問演習

 ここから、次の勝利まで長い長い旅の始まり。

 大人?になってから初めて、うれしかった経験と勝利のイメージ。

 

 今思うと、このやり方が1級の労苦を生むことに・・・

 本多忠勝のいう思慮なき人の巧妙で、まさに槍一本だけの働きで終わる。

 簿記勉強3ヶ月の成果としては納得・・・

 

 

 160回日商2級

 転職を考えていて、簿記スキルの証明が日商3級では相手にされないので、

 (日商1級の最高点67点ですでは、評価されないと思い・・・)

 ある意味消極的な理由で受ける。

 結果としては、1級と上級の学習の成果通りで、100点はうれしかったが、

 通過点という点で落ち着く。もどかしい。また、これを区切りに試験に挑むのを辞めようと決心。

 けれど、上位資格の勉強が下位資格の試験に大きな余裕を与えることを実感・・・

 試験中は、過去問演習の結果よりいいと確信しつつ、持ち時間を大きく残して、

 問題の構造の分析を行い、上位資格との内容の違いを理解し、ある意味、いい機会であったと思う。

 (ただ受験後、消極的な理由で受けたことを後悔する・・・周りの熱量等ひたむきさを感じ取って・・・)

 

 

 205回全経上級

 絶対に獲ってやる。けど難しいか・・・と半分自信、半分前年の悪夢の不安のなか挑む・・・

 (ただ、感覚として、今回で終わるという予感はあった・・・頭頂葉の働きか?)

 

  商業は、演習通り大丈夫と確心。ただ、回収基準について、計算の仕方や独自勘定のことで、

 狙ったスコアを出せるかと不安な中、解く。ケアレスミスが多いので、ケアレス排除に徹底する。

 なので、確実性の徹底をしつつ慎重に解く。問題自体は平均か易しいと思いながら・・・

 得点源の確保に勤しむ

 (事前の過去問では税抜き法などのポンが目立ち、合格スコアを出せていなかったので・・・)

 

  会計学は鬼門中の鬼門。基準穴埋めトレーニングの効果を穴埋めで出しても、配点が小さいので、記述問題をいかに

 とるかという意識のなか、確実に得点することを意識する。財務分析は、間違えてるなと思いながらも、

 間違いの答えをあえて記述・・・。会計知識の記述は、頭の中にあった言葉をひねり出して答えるが、投資のリスクからの

 解放や1題目の答えを確認するため帰りの電車の中で法規集(フレームワーク)をみて、目標スコア60点を下回ったと確心。

 合格発表日まで、ここのスコアの採点について考えては後悔し、頭痛の種に・・・

 

  工・原は簡単な内容だったので、ライバルが大きく前進すると思い、すがりたいと思って、確実になる

 ように得点することを考え、問題文の読み落しが無いように徹底的に意識するも、終了10分前に原価計算の

 誤りに気づくが、取りこぼしがあることに気づいて直せず、痛恨のミスと思うも、両方で8割後半以上と感触は

 あり。とりあえず、速度を上げて解く。構造的なことは自分の庭なので、楽に対処したと思うが、油断があった・・・

 

 結果は、商業、工業、会計学は、予想以上の得点・・・

 ショックだったのは、原価計算が予想の10点以上下、合格点未満の69点だったこと・・・

 

 次に課題が残る結果で今に至る。

 ただ、ようやく前に進める。スタートライン、議論参加資格を得たと感極まった・・・

 

 

 過去を書くのは辞めるといったが、これで過去は書かないことにしたいと思う。

 敗北と勝利は自分の記録のためよりも、6月日商前にどうしても書き留めたいと思ったから。

 今、簿記・財表に挑むにあたって、この経験を書きとめることは誰かの一助に

 なると思ったことと、自己分析のため。不安なんだと思う・・・

 独学の私の経験が役に立つかは分からないけど、敗北から抜け出す方法と、

 勝利を掴む方法をまとめておきたい。

 

 間違いは、正しい間違い方で

 勝利は、確実性の積み重ねと隅々までよみ、ミスを減らす努力