そんなおバカな作戦を考える中でも、恋する少女は健在なわけで。


あいちゃんに付き添ってもらって、ドキドキしながら吉田先生にプロフィール帳を渡しに行きました。

渡したその日の夕方、病棟に帰りにプロフィール帳をわざわざ持ってきてた先生。


「はい、これ先生のお気に入りあげる」


そう言って、プロフィール帳と一緒にくれた紗々(チョコのお菓子)1つ。

勿体なくて食べれずにいたっけ(笑)


プロフィール帳に書いてあった好きなものランキング。

吉田先生は“好きな歌”ランキング。


1位は徳永英明の壊れかけのradio。


今でも紗々と壊れかけのradioで、一気にこの頃にタイムスリップしてしまう私がいます。


今思うとこの頃が一番“青春”という箱の中で輝いていたのかもしれません。