今日は、主任児童委員の研修で、施設見学にいってきました。
今年の4月に開園したばっかり、日本で初めて出来た、
『特定非営利活動法人 子どもの村福岡』
ここは133カ国目となる、世界に広がる NGO SOSキンダードルフ です。
そこの、スローガンは、すべての子どもに家庭を。
日本で初めて、福岡に出来た「子どもの村福岡」が目指すものは、
もちろん!
「すべての子どもに愛ある家庭を。」
国の制度である、里親制度を利用した、今までにないスタイルの子どもの家庭的養護施設です。
日本で、何らかの事情で両親と暮らせない時、家庭的養護を受けている子どもは僅か10%。
殆どの子ども(90%)が施設で養護されます。
欧米では、逆です。
そのため、日本は国連から3度も勧告を受けているそうです。
子どもの情緒的、社会的発達に欠かせないと考えられているのが、特定の大人との愛着関係です。
必ずしも生みの大人でなくてもいいのですが、生い立ちを知り、思い出を共有し、その子を理解し、かつ子どもと信頼関係のある大人が、私たちの健全な成長には、最低1人必要です。
もちろん、そんな大人が多ければ、人生はもっと豊かでしょう。
そんなたった一人の大人との愛着関係も持っていないのが、現在の日本の施設にいる子どもの現状です。
施設では、職員の方が懸命に心を通わせ世話をしてくれています。
でも、多くの場合、転勤や退職などで人が入れ替わっていきます。
乳幼児期~長いと、成人する18歳まで施設で暮らす子どもたち。
1人の子が施設に来た日から、どんな成長をし、どんなエピソードを持って成長したのかの全てを知る職員は、
たぶん、いない。もしくは、稀でしょう。
そこで、誕生したのが、「子どもの村」です。
養育者となる大人と数人の子どもが1軒の家で、家庭をつくり暮らします。
そんな家が5軒集まってできたのが、この村です。
コミュニティがあることで、普通の家庭のように、地域で子どもを育てる、ということも同時に可能です。
また、ここは、里親さんたちのサポートセンターも兼ねています。
福岡は、里親の募集やセミナーなどが、盛んに行われています。
そのおかげで、全国よりも高い20%の子どもたちが、里親さんの元で暮らしているそうです。
私たちも、地域の大人として、あたたかく見守っていきたいと思いました。
ぜひ、興味を持って考えてほしいです。
「親と暮らす」
私たちにとって、こんな“普通なこと” “当たり前なこと” がいかに恵まれているかを。
