6月30日(日):

237ページ  所要時間2:15     蔵書

著者71歳(1927生まれ)。旧題『歴史のなかの言葉―言葉のなかの歴史』。週刊「朝日百科」『日本の歴史』1号~99号(1986.4~88.3)の連載をまとめたもの。今回は2度目か?

本来、熟読・反芻玩味すべき本である。ただ、そのためには10時間近い時間が必要であり、それだけの時間を割く余裕はない。読めないから読まないか、読める範囲で読むか、いずれかである。後者を選んだ。ページに目を這わせて、言葉と歴史の豊かな背景について雰囲気は思い出せたが、雰囲気以上のものは得られなかった。それでも、ページを折り、わずかに線を引いたことで、今後折に触れて、時間のある時に、ページを開きたいと思う。

裏表紙紹介文:「金輪際」「有頂天」「もののけ」「もっけの幸い」「面白い」「おかしい」「君」「僕」、日常ごく普通に使われながら、なにやら曰くありげなことば、なんらかの意味で歴史をになっていることばの由来や使われ方を、古典から現代までの史料をもとに、わかりやすく綴った読み物115章。『歴史のなかの言葉』を改題。

目次: ※コピペにあらず。
Ⅰ話すと語る
 言葉の歴史をたどってみると/くしゃみ・くさめ・糞くらえ/もののけ・もっけ・もっけの幸い/菜・魚・酒の肴/旅と旅行/島・しめ縄・縄張り・縞/武士と侍/武者・武者ぶるい・つわもの/もののふ・物部・征夷大将軍/土壇場・土段・とたん/正念場・性根・根性/大童・わらわ髪/三つどもえ・鞆・巴御前/京わらんべの口ずさみ(一)/京わらんべの口ずさみ(二)/極めつき・折紙つき・お墨つき/語りと騙り/話すと語る/ぼたん・もみじ・さくら/難波と大阪/なにわ=魚庭
Ⅱ一所懸命と一所不住
 ねずみ・ねず鳴き・鼠小僧/ねずみと根の国/語り・騙り・しゃべり/左と右、左前・左ゆがみ/左と右、左党/一所懸命・一生懸命/一所懸命・一所不住/大袈裟・大仰・オーバー/武悪という名前(一)/武悪という名前(ニ)/<悪>と呼ばれた人びと/すすどいやつ/賽の河原・賽銭・賽ころ/地蔵と地獄/鏡と鏡餅/鏡・影見・形見/大君とスメラミコト(一)/大君とスメラミコト(ニ)/寺という言葉/葦火・葦原・葦原中国
Ⅲ瀬ぶみ・逢う瀬・立つ瀬がない
 森と林/森と社/都・ひな・田舎(一)/都・ひな・田舎(二)/もろこし・もろこしの吉野/から・もろこし・唐人お吉/寺々の女餓鬼申さく/仏は常にいませども/よみがえる・黄泉の国/面白いとおかしい/スクナビコナの薬根/魂と心・あくがれ出づる魂/夢・夢解き・夢を買う人/魂逢へば相寝るものを/横紙破りと横車/瀬ぶみ・逢う瀬・立つ瀬がない/椀飯振舞い・大盤ぶるまい/秋・あきない・秋津島/よこしま・横着・横恋慕/赤と黄・青と緑
Ⅳ弁慶の七つ道具
 大和路の今昔/黄瓜・胡瓜・きゅうり/黄色いきうりと茶色の茶/茶目・茶化す・茶番劇/甲斐性なしと甲斐々々しい、垣間見・のぞき/尾籠と烏滸/をこの高名/烏滸から馬鹿へ/利口も馬鹿ももとは<をこ>/弁慶の七つ道具/渾名・徒名・実の名/仇な姿の洗い髪/あだ・かたき・敵/嫁・聟・娘・息子/嫁が君/爪弾きとうしろ指/陸地・陸屋根・ろくでなし/台所と勝手/貫禄・貫目・官禄
Ⅴ金輪際と有頂天
 金輪際と有頂天/かわいい・かわゆい・かわいそう/甲乙丙丁・甲高い・乙な…/おおやけとわたくし/新開・ほまち・へそくり/馬の骨・馬が合う/勉強・勉勉強強及格了/さげすみ・墨縄・陸墨/芝居と桟敷/世話という言葉/当て字・世話文字・世話女房/心中(一)/心中(ニ)/黒船・黒船中右衛門/憲法という語の歴史(一)/憲法という語の歴史(ニ)/憲法という語の歴史(三)/国民の元気/君と僕(一)/君と僕(ニ)/ニホンとニッポン(一)/ニホンとニッポン(ニ)/ニホンとニッポン(三)/ニホンとニッポン(四)