60過ぎる頃まで特に大きな病気はなかった。

が、今年3月の人間ドックで、

血圧が140を超えていた事に初めて気づき、

自分で血圧計で計り始めた。

先月の仕事の初日、

緊張のせいか、身支度をしていたら

急に血圧があがり

測ってみたら過去最高の170越えに。

一応、119にかけて、

申し訳ないけれど、相談。

冒頭で救急車じゃないのですが、

いざとなったら、サイレンをとめて

来てもらっていいですか?と。


今思えば非常識だけど、

実は藁をも縋る思いだった…。

救急電話口の女性は冷静で、

救急車はサイレンは止められないけれど

いつでもいきますよ、と言ってくれた。


そこで、私も冷静になり(笑)、

電話でこんな事言ってるくらいなら

タクシーで大丈夫だと思い始めた。

救急の人も、優しくて

状況がひどくなったら

躊躇せず要請してください、言ってくれた。

人間大丈夫ですよ、と言われると

大丈夫と思えるらしい(笑)。

既に通勤の時間だったため、

タクシーを呼んで

いつものクリニックに9時に駆け込んで

ドクターと話をしたら150までさがり、

とりあえず、このまま

死ぬことはなさそうだと安心?した。(笑)。


その後は薬を処方してもらい、

この一月半は

真面目に降圧剤をのんでいた。


ところが、である。

先月はそんなこんなで

一人暮らしの母(87)ところに行けなかったので、

ほぼ2ヶ月ぶりに実家に来た。

そしてすっかりお調子に乗った私は

娘と二人で実家から車で30分の温泉に

2泊したのだ。いま、2泊目の朝と言う訳だ。


ところがどう言うわけか、

昨夜、高血圧の薬が見つからない!

自宅に戻った際に、

何故か薬が入ったポーチを

置いて来てしまったらしいのだ。


仕方なく、薬なしで寝てみた。

するといつもより、遅くまで、

6時まで眠れたが、案の定、

160近くまで血圧が上がっていた…。

でも動揺はしているけれど

気分は悪くなく、

いま、ベッドに寝っ転がったまま、

これを書いている。生きています(笑)。

幸い、学生の娘が横にいるので、

まぁーいざとなれば、

何とかしてくれるでしょう!


幸い今週は夏休み。時間はある。

今日は血圧が

130以下まで落ち着いたら、車で帰ります。

娘は🔰マークだけど、

交代も出来ますが、

そっちの方が私の血圧上がりそう(笑)。


薬はやはり真面目に飲まないとダメですねー!

降圧剤初心者は

自分の実力が良くわかりました。

ショックではあるけれど、

63にもなれば、やっぱり色々あるのですね。

ちゃんと自己管理しないとダメだなーと

本当に痛感。


今回の経験がとても良い薬になりました。