いえ、小池さんの

選挙のことではありません。

私の声楽の勉強です。すみません。

 

ピアノの「ハノン」に当たるものとして

声楽には「コンコーネ」があります。

そして「バイエル」や「ソナチネ」と同じように

最初に生徒たちが学ぶ

「イタリア歌曲集」というのがあります。

 

私は声楽を始めて一年になるところで

これまでこの本の中から

Caro mio ben 

Nel cor piu non misento 

Nina 

O cessate di piagarmi

Lascia chio pianga 

途中、他の本から

Bellini の Vaga luna と

Voi che sapete を練習しました。

要するに初心者定番の曲です。

 

今、練習しているのが

Lascia chio pianga

私を泣かせてください、という歌です。

これは全体を知らないのですが、

ヘンデルのオペラ

Rinardo の中のアリアです。

上のG、「ソ」の音が頻繁に出てくるので、

音程を確保するのがとっても難しい。

 

それにこれはアリアと呼ばれる

歌の部分の前に

Recitativo という

オペラのセリフの部分、

ほら、あの豊田議員の

「そんなつもりはなかったんですぅ〜〜」

みたいな(笑)。

音楽に合わせて喋るように歌う

部分が付いているのです。

12小節のレチタティーヴォの後、

アリアを歌う、ということです。

 

通常この

「(略)主よ、ああ、

どうか私を泣かせてください」という

レチタティーヴォの部分は難しすぎるので、

みなさんアリアだけ歌われます。

二期会でのレッスンでも

レチタティーヴォのところは

歌われたことがありませんでした。

ので、私もアリアだけ練習して

レッスンに出たのです。

そしたら嬉しいことに、

「アリアはもうかなり出来ているから

レチタティーヴォをやって見たら?」

と先生から言われたのです〜〜〜

いい歳して きゃあ〜💖 の気分。

 

でもいざやってみると、

これがとっても難しい・・・

You tubeでいろんな方のを聞いても

よう付いて行けん・・・アキマヘン。

 

そうは問屋が卸さないとはこのことです。

 

12小節のレチタティーヴォの中に、

Signor ! という 言葉が出て来ます。

セニョール です。

「ああ、神様!」と言っているわけです。

これだけでも難しそうでしょう?

 

でもほんと

まさかイタリア語で歌うなんて。

人生、何が起きても

おかしくないってことですかね。

 

もちょっと練習していかなきゃ!