コンクールレポートの最後は、真面目で厳つい審査員達の素顔です![]()
同じ楽器の審査員達は、みんな同じホテルに泊まっています。
マルクノイキルヒェンの街がちょっと谷間になっていて、両側に丘があり、
片方の丘の上にホルンの審査員、
反対側の丘の上にチューバの審査員達のホテルがありました。
楽器の特性なのか、
ホルンの審査員の雰囲気と、チューバの審査員の雰囲気はまったく異なります。
ホルンの審査員達は、審査が終わるとホテルに戻り、
一人で部屋でゆっくり過ごしたり、
仲のいい審査員と、わりと少人数のグループで、
レストランで静かに食事をしたりしています。
私は、今年はホルン部門担当だったのですが、
過去には毎回、チューバ部門を担当していたこともあり、
チューバの審査員達の方がなじみがあり、
夜は、チューバの審査員達の泊まっているホテルに度々遊びに行きました。
ハンブルクの北ドイツ放送響のMarkus Hoetzel(マルクス・ヘッツェル)氏を筆頭に、
バンベルグシンフォニーのHeiko Triebener(ハイコ・トリーベナー)氏、
ソリストとして世界を飛び周っている、
Jens-Bjorn-Larsen(イェンス・ビョルン・ラーセン)氏、
Oystein Baadsvik(オイスティン・バズヴィック)氏、
日本からは、芸大教授の稲川榮一氏、などなど、
名前を聞くだけで、そうそうたる顔ぶれのはず・・・
でした。
ところが、そこでは彼らにより、毎夜のごとく、大宴会が催され、
これが、あの、昼間、スーツを着て気難しい顔をして審査をしていたのと同じ人達かと思うほどの変貌ぶりです![]()
こちらはマルクス・ヘッツェル氏↓ 彼はとにかく、おかしい人です。
いつも先頭を切って大騒ぎしていました。
全員一緒に、ホテルのレストランで、夜中の2時、3時まで楽しく大騒ぎ。
若い人から、けっこうお歳をめされた審査員まで、年齢の幅は大きくても、
そんなのまったくおかまいなしの彼等。
レストランに置いてある、
アルペンホルンを吹いて遊んだり→
←こちらはオイスティンと私。
イェンスとマルクス→
←12時を周るとだんだん壊れてきます。
そして、2時を過ぎると、この有様
→
これが世界のトッププレーヤーです・・・![]()
「とにかく、チューバ吹きが集まったら、楽しく騒ぐ
」
がモットー。
本当に元気で、楽しい人達です![]()
ホテルの従業員も、
「毎年、コンクールの審査員で、
いろんな楽器の人達がこのホテルに泊まりにくるけれど、
チューバの年が一番楽しい
」
と言って、一緒になって毎晩夜遅くまで盛り上がっていました。
これで、このコンクールのレポートはおしまいです。
何日にもわたって、読んでくださってありがとうございました。






